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色んなことがあったが、
今は実家にもちょこちょこ帰り、
お父さんの様子も見ている。
今は真面目に仕事をしていて、
家の中も綺麗にしてある。
お母さんのお仏壇にも
毎日お供物がしてある。
A「パパありがと」
父「俺にはこれくらいでしか返せないんだ。」
A「ママも嬉しいよ、きっと。」
愛「ちょっと!パパ!これ!片付けてって前言ったのに!!!」
父「すまない!!」
お母さん見てますか?
一度大きな亀裂が入った私たちも
今は手を取り合って頑張ってるよ。
_______
煉「何かいいことがあったのか」
A「ううん…ただ、またこうやって幸せだなって思える日がくるなんて…」
煉「Aはみんなから大事にされているな」
A「ふふ。毎日幸せだけど、なんでか知りたい??」
煉「うむ、それは興味深いな」
A「杏寿郎がいてくれるからだよ。新しいことにチャレンジする時も失敗した時も、嬉しい時も悲しい時も…杏寿郎がいてくれるから毎日笑って過ごせるの。だから…ありがとう」
横に並んで寝転んでいる杏寿郎に
思いっきり抱きついた。
煉「A、出会ってくれてありがとう」
A「杏寿郎は…本当に暖かいね。」
煉「そうか?」
A「おひさまみたい。」
煉「A、褒めてくれるのはいいんだが…焦げ臭いぞ」
A「あっ!!!お魚焼いてたの忘れてた!!!やばいやばいやばい!!」
慌ててキッチンにかけていくAすら愛おしいと思うのは俺は病気だろう。
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作者名:えぬ | 作成日時:2020年12月5日 18時