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休みの日は決まって2人揃って
朝寝坊をするのが私たち流。
なんて言ってみたいけど…
杏寿郎は毎朝早起きして
ランニングに出掛けていく。
杏寿郎の残った温もりを探して
わたしは布団に潜り込む。
煉「A、、、今日は買い物に行こう！」
杏寿郎の声で飛び起きて慌てて
身なりを整える。
A「どうかな？」
黒の膝上のタイトスカートに赤のタートルネック、黒の革ジャンを着て見せる。
煉「足…出し過ぎじゃないか？！世の男にこの！白い！足を！見せてたまるか！」
A「ふふふっ。もしもの時は杏寿郎が守ってよ。たまにはスカート履きたいの！ほら！いくよ！」
納得していない杏寿郎の手を引き、
玄関を出る。
街に出るとクリスマス前もあって
かなり賑わっている。
A「杏寿郎、ここ懐かしいね」
煉「ははっ、懐かしいな！」
そこは杏寿郎と私がやってきたアクセサリーショップ。冬物の新作が並んでいた。
お店に入ろうとすると背後から声をかけられる。
「「煉獄先生！…と桜木先生？！」」
煉「よもや！竈門少年と我妻少年！」
A「わぁ、炭治郎君に善逸君お久しぶり！」
善「え、？え？なんで手繋いでるんですか？！え？！あの噂って本当だったんですか？！いやぁぁぁぁぁ」
炭「善逸うるさいぞ！今日は…その…でっ、デートですか？」
煉「竈門少年顔が真っ赤だぞ。」
A「そうだよ！今日はデート。」
善「A先生の生足…」
煉「我妻少年、今斬首されたいか？」
善「こっわ！煉獄先生こっわ！」
炭「煉獄先生も休みの日とかお家にいる時は煉獄杏寿郎っていう1人の男性ですもんね…。お二人から優しい匂いがします。」
善「えーえーえー、わかりますよ！わかります！2人から愛し合ってる音がしますからあ！！！」
A「あ、そうだ！これ！さっきランチしたカフェで割引券2セット貰ったからあげる。炭治郎君はカナヲちゃんと！善逸君は禰豆子ちゃんとクリスマスにでも行ってみて！」
チケットをあげると2人はにっこり笑った。
煉「竈門少年も我妻少年も暗くなる前に帰るんだぞ。いい休日を過ごしなさい！」
A「またね！」
2人と別れて私たちはアクセサリーショップに入った。
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作者名：えぬ | 作成日時：2020年12月5日 18時
