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杏寿郎と付き合い始めて1ヶ月程経った。学校で相変わらず2人して仕事をしている。

生徒にはあっという間にバレて、教員の間でもバレているが、学校では馬鹿みたいにくっつかない。
それはお互い教員である限り変わらない。

A「さっきの技、手の位置考えないと相手に技読まれるし、下手したら受け身取った時怪我しちゃうからね!」

空手部で指導をしていると、
後ろから視線を感じた。

今日は道着を私も着て実際に学生と戦いながら指導をしている。なぜならもうすぐ大会だから。

煉「教員と言えども…男子学生に技を出されているのか…しかも道着の下…何も着ていないようだが」

A「え!きてます、タンクトップ!」

そういって道着をずらそうとすると、
杏寿郎は耳まで赤くして逆に崩れた道着を
整えて頭を軽く叩いて去っていった。

空手部の学生がニヤニヤしている。

A「あーーー、仕切り直し!よし!私に勝つまで練習だ!!!」

そう言ったものの最後の方には学生の体力についていけず、背中で技を受けて負けた。

A「いててて…」

背中をさすって保健室に向かったが
先生は留守のようで、
ちょうど出会した杏寿郎。

A「あ、煉獄先生…背中に湿布貼ってもらえませんか…?ボロ負けでした…」

煉「うむ!いいだろう!座りなさい!」

椅子に座って、道着とタンクトップを腰の部分が見えるように捲り上げた。

煉「...」

A「煉獄…先生…?」

煉「よもや!すまない!あまりにも白くて綺麗だったものだからつい…。ここでいいか?」

杏寿郎の冷たい手が
場所の確認で肌に触れる。

A「ひゃっ」

煉「あーーー、君は煽っているのか?!ここは学校だぞ!全く!こっちの気も知らんで!」

半ギレで雑に湿布を貼られる。

A「煽るって!!急に、杏寿郎が触るからでしょ!湿布貼ってって言っただけだもん!杏寿郎のスケベ!!変態!!!馬鹿!!!」

煉「すっ、すけべ?!聞き捨てならんな!」

A「なによ!、!」

宇「保健室からうるせえ声聞こえると思ったらお前らなにやってんの。ここ学校な?」

煉「何もしていない!湿布を貼っただけだ!」

宇「Aもやらしい声出すなよ。学生ニヤニヤしながら通り過ぎてたぞ」

A「もう!!!2人とも変態!」

恥ずかしすぎて
穴があったら入りたい!!!

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作者名:えぬ | 作成日時:2020年12月5日 18時

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