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梅ちゃんを筆頭に仲良くしてくれる生徒も増えてなんだかんだ学校で仕事するのが楽しくて仕方がない毎日を送っていた。
そんな学校ではもうすぐ文化祭だ。
梅「Aせんせーい！」
A「どうしたのー？」
梅「大好きな先生にお願いがあるんだけどさ。私たち文化祭の出し物で有志のフラダンスするんだけど1人足りなくてさ…。一緒出てくれない？」
A「フラ…ダン…ス？え？それ教員ダメじゃない？私踊りとか本当に無理なんだけど…せっかくだけどご遠慮しときます」
梅「大丈夫だって！ダンスよりゆったりな動きだし、宇髄先生に聞いたら教員オッケーって！」
A「そっか…天元のクラスだったね、梅ちゃん…。…え？天元に私って言ったの？！」
梅「いや、普通に教員いいの？って聞いたらニコニコしてAならいいよってうずせん言ってた！」
絶望的な笑顔を貼り付け梅ちゃんに言った。
A「お断りします」
梅「わかった！じゃ、明日の放課後練習だから来てねー！！！」
どいつもこいつも、この学校の人たちは人の話を聞くのが苦手なのか、日本語分からないのか！！そう思いながら仕方ないと思い、承諾した。
数日後その噂は瞬く間に広まった。
宇「フラすんだって？」
発注をかけに来た天元。
A「どなたのせいだとお思いですか？」
宇「いいじゃねぇか。生徒からも好かれてるし、お前が出るならと思って俺も許可したんだし」
A「ほんっと毎日クタクタなんですけど？？空手部の練習にフラの練習に。私前の仕事の方が楽だったんですけど」
宇「でも楽しいのはこっちだろ」
天元の発言にぐうの音も出ない。
宇「職員室でも話題持ちきりだぜ。煉獄は納得行かない顔してっけど」
A「なんでそこで杏寿郎が出てくんの」
宇「眉間皺寄ってっぞ。あ、いっけね、俺我妻呼び出してたんだった！じゃ、これ発注急ぎでよろしく！」
大きなため息をつくと、同じ事務職員からクスクスと笑われた。
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作者名：えぬ | 作成日時：2020年12月5日 18時
