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数日後、天元からまた呼ばれて
いつものお店に向かった。
今日は訳あって、
職場の制服のまま向かった。
宇「よっ!こっちこっち!」
A「天元、遅くなって…杏寿郎も!」
煉「久しいな!いや、そうでもないか…!ん??今日は仕事場から直行なのか?」
天元と杏寿郎は私服である。
A「天元と杏寿郎は一旦帰ったの?」
宇「今日、面談だったから早く終わったんだよ。煉獄と飲もうと思ってついでにお前も」
煉「宇髄、ついでなど言うな。」
A「なるほどね、私はついでなのね」
とりあえず座って飲み物を頼む。
乾杯を済ませて、
近況報告を行っていく。
A「てかどうしよう。私仕事なくなったんだけど。」
宇「は????」
煉「なぜだ!」
A「勤めてる会社、倒産らしい」
宇「いつが最後なわけ」
A「今日…」
煉「よもや…」
A「まぁ、貯蓄もあるからしばらく生活には困らないかもだけど早く見つけなきゃやばいんだよね、次の職場…」
宇「なぁ、煉獄。うちの学校、事務の先生辞めなかったっけ??」
煉「あー、確かにそうだな!明日確認してみよう!」
A「え?!いやいやいやいや、そんな申し訳なさすぎる」
宇「いいじゃねぇか!煉獄と俺と同じ職場だぜ!まぁ、事務ってなったら中々俺らとは関わりねぇけどな。教材買うってなった時は注文表とか持っていくけど、基本生徒が個人用のもの支払いに来るくらいで後は電話対応とかじゃね?」
煉「そうだな!行事とか会議も出なくていいからな!まぁ、土曜日は午前中だけ出勤になるが」
A「へぇ〜」
煉「私服でいいし、Aなら生徒にも人気になるかも知れんな!!」
天元と杏寿郎が勝手に話を進めていく。
A「ねぇ、私そこで働くとかまだ言ってないんだけど??」
煉「宇髄、明日早急に確認だな!」
宇「おう!そうだな!」
人の話を聞かない達にため息が出た。
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作者名:えぬ | 作成日時:2020年12月5日 18時