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都会の雑踏を避ける様に


彼女の家への道を歩く


彼女はやたらと周りを気にしてて


さっき大丈夫って言ったけど


全然俺の言葉は効果が無いようだった



「私のせいで剛くんの評判に傷がついたら大変です」



普段俺の事をそう呼んでくれてるのか


急に下の名前で呼ばれた




「大丈夫だって、ここらへんはいないだろ」



「わかりませんよ、いつ何時も油断をしてはダメです」



すごく険しい顔をした彼女は


相変わらずキョロキョロしてる


逆に怪しいと思ったけど


俺はマスクも帽子も被ってるし


平気だろう


そんな事を考えていると、彼女の足が止まった




「ここです。ありがとうございました」



マンションの前で深々とお辞儀をした彼女は


頭を上げると


何か言いたそうだったので


どした?って聞いた




「今日は楽しかった、です…。一生の思い出になりました」




少し影が差している彼女の顔


それは、表面だけではない気がして


笑っているのに、泣いているような


背中を向け行ってしまおうとする彼女が


やけに小さく見えて


思わず彼女を呼び止めて駆け寄った




「メール、教えて」



キョトンとしている彼女


意味がわかったのか慌ててケータイを取り出した


慌てすぎてて全然操作出来てなかったので


連絡先に俺のメールを追加した




「また、飲もう?」



ね、Aちゃん、とわざとらしく付け加えると


頬を赤らめ



「はいっ!」



と今日一番の嬉しそうな顔をした

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テツ子(プロフ) - にゃんころ餅さん» いえいえ(^-^)v頑張って下さい! (2015年12月26日 22時) (携帯から) (レス) id: c70ac8ca67 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころ餅(プロフ) - テツ子さん» ありがとうございます〜( i _ i )がんばります! (2015年12月26日 22時) (レス) id: 89878739e2 (このIDを非表示/違反報告)
テツ子(プロフ) - にゃんころ餅さん» 力になれて良かったです(^-^)v続編できたら絶対読みにいきます! (2015年12月26日 21時) (携帯から) (レス) id: c70ac8ca67 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころ餅(プロフ) - 向日葵さん» わー!ありがとうございます!続編書く方向でがんばってみますね^ ^ (2015年12月26日 21時) (レス) id: 89878739e2 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころ餅(プロフ) - テツ子さん» な、なるほど!参考になりました。続編書こうかな…(笑) (2015年12月26日 21時) (レス) id: 89878739e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にゃんころ餅 | 作成日時:2015年11月23日 0時

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