--15-- ページ15
「お疲れ様でした」
全体の撮影を終え
最後は俺のカットでシメだった
「ねえ、ごお〜」
撮影中もずっと暇さえあれば絡んできてた
また俺にくっついて、どうしたの?なんて聞いてくる
(お前がどうしただよ)
ずっと別にで通してきたけど
今度は岡田まで
「二人とも何してんの?俺も混ぜて」
なんて寄ってきた
(勘弁してくれよ…)
二人にわかるように大きくため息をつくと
それが裏目に出て
「なんか悩んでる〜!」
と合唱してきた
「何でもないって…」
二人を振り払い楽屋に戻ろうとすると
後ろで二人が何か叫んだ
「教えてくれてもええやんか〜」
「俺たち唯一無二のメンバーだろ〜?」
口々に不満を言っては二人して納得しあってる
別に信用してない訳じゃないけど
彼女の事考えてたとか
そんなこっぱずかしい事今さら言えない
(でも、彼女、何の仕事してるんだろう…)
「なあ、健」
「ん?なに?」
「平山さんって何の仕事してんの?」
それ位なら怪しまれないだろって思って
普通に聞いたつもりだった
「A…?Aが、どうかしたの…?」
でも、振り返った時に目にした健の顔は
苦虫をすり潰したような顔で
少しぞっとした
207人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
テツ子(プロフ) - にゃんころ餅さん» いえいえ(^-^)v頑張って下さい! (2015年12月26日 22時) (携帯から) (レス) id: c70ac8ca67 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころ餅(プロフ) - テツ子さん» ありがとうございます〜( i _ i )がんばります! (2015年12月26日 22時) (レス) id: 89878739e2 (このIDを非表示/違反報告)
テツ子(プロフ) - にゃんころ餅さん» 力になれて良かったです(^-^)v続編できたら絶対読みにいきます! (2015年12月26日 21時) (携帯から) (レス) id: c70ac8ca67 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころ餅(プロフ) - 向日葵さん» わー!ありがとうございます!続編書く方向でがんばってみますね^ ^ (2015年12月26日 21時) (レス) id: 89878739e2 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころ餅(プロフ) - テツ子さん» な、なるほど!参考になりました。続編書こうかな…(笑) (2015年12月26日 21時) (レス) id: 89878739e2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:にゃんころ餅 | 作成日時:2015年11月23日 0時