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次に私達に課せられたのは、部隊の隊長であるゾムの訓練説明、だったのだが
「ゾム隊長に変わり、副隊長である僕が説明する」
副隊長が出てきた。
多分あの子逃げたわね
一日に行う訓練メニュー表を配られる
和国にいた頃とは比にならない訓練量、ふむ、いつか倒れるわね
…ん?
「１つ質問しても？」
私の声に、視線が私に注がれる。
副隊長の子も私が遊びできたと思ってるのかな、なんか睨まれてるわ
「はあ…どうぞ」
紙を持って副隊長の子の所まで行って、問題の部分を見せて言った
「ここにゾムとくみて!!!とひらがなで書かれているのですが、私だけですか」
「君だけだね!?」
紙を二度見する副隊長の子
そしてゾムが居るであろう方にナイフを投げた。
いいの?
「ゾム隊長!!新兵のプリントにいたずらしないでください!!」
「ちぇー」
無事ね。
私は新しいメニュー表を貰って元の場所に戻った。
それにしても広いわね
暗殺部隊は屋内での訓練が多いらしく、和国の道場とは全然違うけれど、とても広いわ
先ず木造じゃない、この時点で壁が壊れたりするのが半減するわね
まあメニュー表の始めに屋外ランニング30周は予想外だったわ
剣術以外も早く学びたいわね
「次に配るのが、戦争時敵軍使われるサイン等は随時変えている。
変わらない奴もあるから失くすなよ」
そして配られてきたプリントには、文字に文章として読める赤点を打っていた。
赤点が打たれた文字を読むと
ぞむとあそぶ
…可愛いからいいか
二度も副隊長の子呼んじゃったら可愛そうだものね
隠れてるゾムと眼があって、コクリと頷けば満面の笑みになるゾム
やっぱりうちの子可愛いわ
「じゃあ、今日はメニュー表半分まで、君等の実力を見させてもらうよ」
実技では個人の技を、今度は体力かな
ゾロゾロと屋外に出てランニングの準備をする人達、私は何度かその場で跳んで走るのに備えた。
「始め!」
副隊長の子に言われて全員が弾かれるように走り出す。
地面を蹴って半分くらいのスピードで走る。
私は小さい頃から…と言うか座敷童子だったからかとても足が早い。
私が１番前を走り、２番の子と差を付けたとき、ずっと隠れてついてきていたゾムが姿を現した。
「Aやっぱ早いなぁ!!負けてられへんわ!!」
「ゾムこそ息一つ上がってないじゃない」
「でもA本気出してへんやろ」
「本気出したら最後まで保たないわ」
そんな会話をしながら異常な速度で走る二人を目撃した先輩兵士は絶句したと言う
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#私があめです(プロフ) - 夢主ちゃんに感情移入しちゃって胸が苦しい……更新応援してます！ (2020年8月21日 23時) (
レス) id: ab2c2384be (このIDを非表示/違反報告)
すいれん - そっかぁ...忘れられちゃってるのかぁ...あれ？目から塩水が... (2020年8月1日 23時) (レス) id: 94909bedb8 (このIDを非表示/違反報告)
弥生夏(プロフ) - ・ちょこみんとさん» 神だなんて、ソコまで評価していただいてとても嬉しいです。この作品がもっと好きになれるよう、私も頑張って文才を絞り出しますので、よろしくおねがいします！更新がんばります！応援ありがとう御座います！！それでは！ (2020年7月30日 14時) (レス) id: 2f1398aac7 (このIDを非表示/違反報告)
・ちょこみんと - 今更この神作品を見つけて一気見させて頂きました。第一章は感動で目から塩水が溢れ出ました。第二章はとてもホワホワしながら読ませて頂いています！神作を作り出してくれてありがとうございます！大好きです！これからも更新頑張って下さい！応援してます！ (2020年7月30日 13時) (レス) id: c2be3e9c79 (このIDを非表示/違反報告)
弥生夏(プロフ) - あーる@さん» 大好きなんて…！ありがとう御座います！！めっちゃ嬉しいです！！さらっと読まれてる…！！お主やりおるな…！！これからもがんばります！！ (2020年7月26日 17時) (レス) id: 2f1398aac7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥生夏 | 作成日時：2020年7月23日 14時
