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ある少女が軍に入ってきた。
少女は近距離部隊隊長であるコネシマに、一撃を入れた少女だ。
彼女に興味を持った。
録画された彼女のプレイに、俺達は魅入る。
軽やかに舞う彼女は、まるで蝶のよう
「彼奴はなんか違うで、他の奴とは違う匂いがした」
コネシマが自分の手を見る。
その手は若干震えていた
「彼奴の気配は、ただもんじゃない」
そう言って笑うコネシマに、頬杖をついていたゾムがニンマリと歯を見せ笑った。
「せやろ!!彼奴は速い!!力はそこらへんの女とあんま変わらんけど頭がええねん!!
あとな、戦争好きや」
戦争好き、その言葉を脳が受け入れた瞬間、俺も口角を上げた。
早速俺達は彼女の迎えにひとらんを選び、探るように伝えた。
ひとらんは帰ってきたあと、神妙な顔つきで俺達に問う
「あの子にウチの馬小屋見せた?」
全員が首を降ると、ひとらんは一つため息をついて続けた
「あの子、式丸の事を知ってた。
理由は教えてくれなかったけど、彼女、何かあるよ」
「くくく…だろうな」
俺は立ち上がり、集合場所へと向かう。
コネシマに勝ち、ひとらんらんに目をつけられ、ゾムに認められる少女の新兵
それは、予想以上だった。
自分の存在をいかに利用し、理解していれば、あそこまでの存在感を出せる
それは獣がやる威嚇だ、自分の存在感を出し、相手を霞ませる。
「実にいい。ようこそ我が軍へ」
気に入った。
俺はあの少女を、どれだけうまけ操れるだろうか
軍学校に通っていない15の少女に、俺達はのまれた。
だが一つ引っかかるのが
少女の匂いが、とても懐かしく感じることだ
「総統様、よろしくおねがします」
笑う彼女は霧がかった誰かと、重なった。
霧が薄くなる
誰だ…?
俺はまた、なにかに溺れる。
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#私があめです(プロフ) - 夢主ちゃんに感情移入しちゃって胸が苦しい……更新応援してます！ (2020年8月21日 23時) (
レス) id: ab2c2384be (このIDを非表示/違反報告)
すいれん - そっかぁ...忘れられちゃってるのかぁ...あれ？目から塩水が... (2020年8月1日 23時) (レス) id: 94909bedb8 (このIDを非表示/違反報告)
弥生夏(プロフ) - ・ちょこみんとさん» 神だなんて、ソコまで評価していただいてとても嬉しいです。この作品がもっと好きになれるよう、私も頑張って文才を絞り出しますので、よろしくおねがいします！更新がんばります！応援ありがとう御座います！！それでは！ (2020年7月30日 14時) (レス) id: 2f1398aac7 (このIDを非表示/違反報告)
・ちょこみんと - 今更この神作品を見つけて一気見させて頂きました。第一章は感動で目から塩水が溢れ出ました。第二章はとてもホワホワしながら読ませて頂いています！神作を作り出してくれてありがとうございます！大好きです！これからも更新頑張って下さい！応援してます！ (2020年7月30日 13時) (レス) id: c2be3e9c79 (このIDを非表示/違反報告)
弥生夏(プロフ) - あーる@さん» 大好きなんて…！ありがとう御座います！！めっちゃ嬉しいです！！さらっと読まれてる…！！お主やりおるな…！！これからもがんばります！！ (2020年7月26日 17時) (レス) id: 2f1398aac7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥生夏 | 作成日時：2020年7月23日 14時
