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「今度は俺がAにお守り返すわ)
ゾムはの髪に抹茶のリボンを結んだ。
「ん、ありがとう行ってくるね」
私はゾムと一旦別れ、面接に向かった。
ゾムは手をブンブン振ってくれた
目の前にいるのは、抹茶の子と赤いあの子、一年前と変わったことといえば、二人とも疲れがなくなったのかな
「君は、和国出身?」
抹茶の子が私に聞いてくる。
「はい、そうです」
「なんで和国の軍やなくて、家の軍に来たんや?」
赤い子は目を鋭くして私に問う、きっとまた何か勘違いしてるのね
「私は貴方達を守りたい、ただそれだけです」
そう言って笑うと、赤い子は私を睨んでため息をついた。
「俺等は守られる程弱ないで」
「わかってます。自己満足です」
笑顔は崩さない、どれだけ避けずまれても、私の目的は変わらない
ゾムと、この子達を守る事だから
「でも、きっと強くなってみせます。
もっともっと、あなた達の役に立ちたい」
「…そうか」
諦めたようにもう一度ため息をつく赤い子
面接が終わって、廊下の道をゆっくり歩く
私は思い出していた。
あの日の事を
あの日、私はゾムの命と引き換えに、自分の命を差し出した。
神様が本当にいるのかはわからないけれど、引き換えにしてくれたことだけは確かだ。
そして私は対価として、記憶を持ちながらまた和国へ生まれた。
私はまた病に倒れたけれど、時代に助けられたわ
心臓の病だったらしい
今も後遺症として喘息が残っているけど、戦うのには申し分ない健康な体に育った。
もし神様がいるのなら、お礼がしたい程
私は夢まで叶うんだもの
みんなとまた遊びたいって夢が
「ゾム」
「お!どうやった!トントンとオスマンは!」
「変わってなかった!やっぱりかっこいいねみんな」
「やろー?」
ゾムとも、遊べるんよ?
ご褒美でしかないよこんなの
ありがとう、神様
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#私があめです(プロフ) - 夢主ちゃんに感情移入しちゃって胸が苦しい……更新応援してます！ (2020年8月21日 23時) (
レス) id: ab2c2384be (このIDを非表示/違反報告)
すいれん - そっかぁ...忘れられちゃってるのかぁ...あれ？目から塩水が... (2020年8月1日 23時) (レス) id: 94909bedb8 (このIDを非表示/違反報告)
弥生夏(プロフ) - ・ちょこみんとさん» 神だなんて、ソコまで評価していただいてとても嬉しいです。この作品がもっと好きになれるよう、私も頑張って文才を絞り出しますので、よろしくおねがいします！更新がんばります！応援ありがとう御座います！！それでは！ (2020年7月30日 14時) (レス) id: 2f1398aac7 (このIDを非表示/違反報告)
・ちょこみんと - 今更この神作品を見つけて一気見させて頂きました。第一章は感動で目から塩水が溢れ出ました。第二章はとてもホワホワしながら読ませて頂いています！神作を作り出してくれてありがとうございます！大好きです！これからも更新頑張って下さい！応援してます！ (2020年7月30日 13時) (レス) id: c2be3e9c79 (このIDを非表示/違反報告)
弥生夏(プロフ) - あーる@さん» 大好きなんて…！ありがとう御座います！！めっちゃ嬉しいです！！さらっと読まれてる…！！お主やりおるな…！！これからもがんばります！！ (2020年7月26日 17時) (レス) id: 2f1398aac7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥生夏 | 作成日時：2020年7月23日 14時
