にじゅうさんわ ページ24
可愛く蕩けたシャオロンさんが倒れないよう支え、驚くロボロさんの誤解を説いた。
解けたかなかなこれ
「ねえ、撫でたら気持ちいいところとかわかるの?」
先生が興味津々で聞いてきたので、流石に動物が見えるとは言えずはいと答える。
「じゃあそこのロボロはどこが気持ちいいとかわかる?」
「いやそんなエスパーみたいな」
「ロボロさんは頭から首の裏、そして背中もいいと思います。」
「はあ!!?」
ハムスターの気持ちいいところを教えれば、先生は早速ロボロさんを追いつめ優しく頭を撫で始める。
頭から後頭部にかけて撫でたあと、首の後に手を動かす。
段々と抵抗する声が止み、徐々に気持ちよさそうな声が聞こえてきた。
「ぁ…やぁ…!な、んで…っ」
耳も首も真っ赤なロボロさんに先生はご満悦、ロボロさんはなんでわかるんだと言わんばかりに私に手を伸ばしている。
「こーら、今は俺に集中!」
「い、やぁ…!!」
その手さえも先生に指を絡まされ私には届かない。
こうやって傍から見ると…私のやってることって結構エグいんだな
私の肩に頭を置くシャオロンをちらりと見る。顔こそ見えないものの赤くなった首筋に手を這わせる。
「ぁ…そこ、や…っ」
首筋から顎関節部分、耳の裏と、肩から頭を離し両手で撫でていく。
「ん、はぁ…っうぅ…だ、め…やっ…!」
溢れ出る色気に感情を殺す。
上目遣いに涙目でこちらを見てくるのはとてつもなく可愛い
「ほんま…かわええなぁ…」
「ひ…ぅ…!」
と、また暴走し始めていたところ
「ん、おっほん!!」
ピタリと全員の動きが止まった。
恐る恐る扉を振り向くと、そこには仁王立ちした皆子が立っていた。
「あ…」
「もう2時間目、始まってるけど??」
皆子は笑顔で、でも背後にまとうのは子鹿でもなんでもない、あれは……
般若だ…!!!!
「なに、してるの?」
「ご、ごめんね…皆子…ちょっとゴタゴタがあって…」
「ゴタゴタって何!シャオロン先輩とイチャイチャすること!?」
「ほんまごめん、ごめんね」
むっすーと頬をふくらませる皆子、可愛い。子鹿も威嚇のポーズから顔を背けるだけになった。
ああ…ちょっと傷つく…
「わ、私達はこれで、シャオロンさん立てます?」
「た、立てる、けど…」
「けど…?」
「また撫でてな…?」
「もちろん」
可愛い
「今度はちゃんと時間見てね!!」
可愛い
「おい…」
か…
「ロボロさん…」
「今度…ペ神の弱点も教えろ…」
息の切れたロボロさんの精一杯だった
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まる(プロフ) - パスワード解放されてらっしゃる…！久々に見に来たら続編間近！！！嬉しすぎます！！パス、実はボードを見て以前試しましたが普通に開かず()なのでまた見られて嬉しいです！！更新楽しみにしています！！！ (2023年5月6日 13時) (
レス) id: 33402943a7 (このIDを非表示/違反報告)
夜露姫(プロフ) - あああ好きですううううう……もう何もかもが好きです…更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2023年5月4日 23時) (レス) @page47 id: c00d592dea (このIDを非表示/違反報告)
ここなつぁ。 - 本当にもう好きです！天才かよ。動物も可愛いしd!の皆さんの反応もかわいくて本当にもう…。応援してます。頑張ってください！ (2023年5月4日 11時) (レス) @page45 id: e540fc95b9 (このIDを非表示/違反報告)
春嵐 - この作品すごい好きです!!毎日更新を楽しみにしてます!!応援しています!! (2022年12月18日 18時) (レス) id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
ビニール袋 - ぎゃあああああああああぎゃんかわああああああああああああ (2022年12月1日 18時) (レス) @page44 id: dc34629a9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥生夏 x他1人 | 作成日時：2021年5月31日 23時
