さんじゅうごわ ページ36
朝から可愛い先輩とお話しウキウキな私は朝からカレーを食べ、先輩に見送られて家を出てきた。
バス停でバスに乗り込み、ゾムさんを探す。
「あ、ゾムさん」
「A!だ、大先生は大丈夫、なん?」
「大丈夫ですよ、怪我もしてましたけどそこまで酷くないので、ただ歩くと少し痛がるから、学校行くのも難儀しそうです」
「そか…ありがとうな、大先生の面倒見てくれて、彼奴ん家ちょっと特殊やから」
ゾムさんはそう言ってうつむいてしまった。カメレオンもしょんぼりと下を向いている。
その俯いた頭を撫で、笑いかけて見せた。
「大丈夫です。少しすればまた鬱さんも学校に来てくれますよ、だから、その時の為に、もっと楽しくしましょうよ!」
「おん…せやな、せやな!お、俺が萎んでたらあかんな!」
元気を取り戻したゾムさんは、学校につくなり私の手を引き生徒会室へと連行、周りの目がすごく痛かった。
生徒会室につくと、鬱さん以外の生徒会員9人が立ち並んでいた。うっわ全員美形なんだがはじめましての人もいるな…めちゃくちゃ眠そう…あの人の動物は……
「…なんすか」
ジロジロと見てたのが気に障ったらしく眉をしかめて睨まれる。動物がわからない…!!見たい…!!
「ご、ごめんなさい!君も1年、やんな…?」
「…そうですけど……あんた…」
すっと細められた目で見つめられ硬直する。なになになに怖い怖い怖いなに!?
「……うるさそうなんで近づかんとってください」
「あ、はーい…」
私がホッとしながら返事をすると、今まで我慢してましたと言わんばかりにわんちゃん×2が吠える。
「おいショッピぃ!!!」
「お前!Aにそんなこと言うなよ!!生徒会来てくれへんなったらどうすんねん!!」
「あんたらの方が煩いっすわ、小型犬先輩共」
「だぁれが小型犬じゃこらぁ!!」
「舐めんなよクソ猫ぉ!!!」
猫、猫かぁ…猫は…居ないなぁ
うーん…なんの動物なんやろか…
「…ごほんっそろそろ、良いか?」
「すいません!」
会長さんが咳をすると、3人の小喧嘩がピタリと止んだ。流石は鷹…!!格好良い…!!!
「まず、A」
「はいっ!」
「鬱の事を助けたそうだな、礼を言う。」
「いやっ助けたというか、保護したというか」
「どちらにしろ助けたことに変わりはない」
何も言うなと言われてるような微笑みを向けられ押し黙る。
「…それで、だ」
「…?」
「俺達は彼奴を助けたいと思っている。
君の力を貸してくれないか?」
「…????」
力って…何の…???
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まる(プロフ) - パスワード解放されてらっしゃる…！久々に見に来たら続編間近！！！嬉しすぎます！！パス、実はボードを見て以前試しましたが普通に開かず()なのでまた見られて嬉しいです！！更新楽しみにしています！！！ (5月6日 13時) (
レス) id: 33402943a7 (このIDを非表示/違反報告)
夜露姫(プロフ) - あああ好きですううううう……もう何もかもが好きです…更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2023年5月4日 23時) (レス) @page47 id: c00d592dea (このIDを非表示/違反報告)
ここなつぁ。 - 本当にもう好きです！天才かよ。動物も可愛いしd!の皆さんの反応もかわいくて本当にもう…。応援してます。頑張ってください！ (2023年5月4日 11時) (レス) @page45 id: e540fc95b9 (このIDを非表示/違反報告)
春嵐 - この作品すごい好きです!!毎日更新を楽しみにしてます!!応援しています!! (2022年12月18日 18時) (レス) id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
ビニール袋 - ぎゃあああああああああぎゃんかわああああああああああああ (2022年12月1日 18時) (レス) @page44 id: dc34629a9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥生夏 x他1人 | 作成日時：2021年5月31日 23時
