ダイスキ_148* ページ10
彼side
Aから昨日見ていない時に一体何があったのかを問われた。
もちろん隠すつもりは毛頭ない……が。
確かに教室から離れる前と戻ってきた時じゃクラスの雰囲気が正反対に違っていたのだ。その理由を知りたいと思うのは無理もない。
さて、僕もこの機会にAが颯翔から僕に関して何を聞かされたかを探るとしよう。Aは何もされてない吹き込まれてないと言ったが、それはAの立場から見て、の話だ。きっと颯翔は何かを吹き込んでいる。僕にそれが読めないと思うなよ。
彼｢そう、だね。じゃあ順番に整理して話そうか。でもまずその前に確認しておきたいことがあるんだけど、昨日颯翔からはなんて聞いた？僕の予想だと、Aを安心させ、落ち着かせるために色々言ってくれたんじゃないかな？｣
貴｢……！そう！そうなの！本当に奏斗は凄いや！なんでもお見通しなんだね！！颯翔くんはね、奏斗は強いから大丈夫だって言ってたよ。｣
なんで分かったの！？と言わんばかりの顔でAが答える。
彼｢強いって、それは具体的にどう言う意味の強いかは言っていた？｣
貴｢言ってたよ！んとね、確か〜、クラスの全員でかかってもまず適わないくらいに強いって言ってた。なんか私には次元が違いすぎる強さであんまりピンと来なかったけど、要するに絶対絶対負けないから大丈夫だって言われたよ。｣
彼｢それは言い過ぎだよ。｣
ふふっと笑い、続けて言った。
彼｢成程、それだけ言われちゃ安心するね。｣
笑顔を崩さずに、愛しいAを見ながら答える。
そして同時に思考を巡らせる。
やはりアイツは危険因子だ。
アイツは僕のことを理解している。故に危険なのだ。アイツは何をしてくるか分からない。僕ですら読めない事が多い。
現時点でのアイツの言動からなにか……何かないか、思い出せ！奴の真の目的は何と言っていた！
貴｢奏斗？黙りこくってどうしたの？やっぱり答えるの嫌だったらいいんだよ？私奏斗の嫌がることはしたくない。｣
困ったような、心配そうな顔で見上げるA。
彼｢えっ？あ、ごめんね、ちょっと頭で整理してた。まあ颯翔の言ってたことは盛りすぎだけど確かに間違ってはいない。少しクラスのやつらを脅しただけだよ。ボスさえ叩けばほかは何も出来ない。現にさっき会った時も奴は何も言ってこなかっただろう？｣
心配させてごめんね。でも僕の行動は全てAのためだから。
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天使系殿厨ちゃん(笑) - はい！頑張ります！！イラスト本当に本当にありがとうございました！！感謝です！！ (2019年11月28日 15時) (
レス) id: a7676729d0 (このIDを非表示/違反報告)
ねん@更新不定期(プロフ) - 天使系殿厨ちゃん(笑)さん» わわー！！遅くなってごめんなさい！テスト…そんな時期ですか！！頑張ってください！イラストお気に召されたかわかりませんが、リクエストありがとうございました！ (2019年11月28日 12時) (レス) id: a8abc220a2 (このIDを非表示/違反報告)
天使系殿厨ちゃん(笑) - わーーー！可愛すぎた！！テスト勉強で全然読めてなくて、たまたま来てみたらまさかの！イラスト最高過ぎです！！ありがとうございます！ (2019年11月24日 13時) (レス) id: a7676729d0 (このIDを非表示/違反報告)
ねん@更新不定期(プロフ) - 日名無 りんさん» お待たせしました！！拙いものですが読んで頂けて嬉しいです！いつも読んでくださっているお礼になったかは分かりませんが、宜しければ今後ともお付き合いくださると嬉しいです！ (2019年11月23日 21時) (レス) id: a8abc220a2 (このIDを非表示/違反報告)
日名無 りん(プロフ) - うわあああ！！最＆高です！ありがとうございます！ありがとうございます！！！奏斗君大好きだぁあああ！ (2019年11月23日 17時) (レス) id: 0a69449343 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねん | 作成日時：2017年12月8日 14時
