ダイスキ_126* ページ36
貴女side
重い瞼を開ける。
どうやら私は寝ていたようだ。ここは私の部屋……。あれ、私今まで何してたんだっけ？なんだか凄く疲れてるみたい……。
……あれ、どうして私裸で寝てたんだろ。
彼｢すーー、すーー。｣
隣で寝息が聞こえた。
奏斗だ。なんで奏斗が私のベッドで、しかも上半身裸で……。
………………あ、そうだ思い出した。
わたし奏斗と……。
思い出したら途端に恥ずかしくなった。
奏斗にされたことの記憶が蘇る度に私の中の羞恥心が心を乱す。
……今何時だろう、私は何時間寝ていたんだろう。
時計の針は22時を少し回ったことろを指していた。
も、もうこんな時間！ご飯食べてお風呂入らなくちゃ！そして申し訳ないけど私も疲れを落としたいし、明日もまだ学校だし今日はもう寝よう。
ゆっくりと起き上がり、ベッドの下の方に置いてあった私の制服と下着を取り、とりあえず下着はお風呂までの間ということでそれをつけ、制服のスカートはハンガーに掛けた。
ひとまず下着の上に制服のカッターシャツというスタイルで私はお風呂を沸かしに行くことにした。夏はシャワーだけしか浴びない日もあるけれど、流石に今日は湯船に浸かりたい気分だ。
そっとドアを開け、部屋を出て階段を降りる。
お風呂を沸かし、リビングに寄って何か簡単に作れるものはないかと冷蔵庫を開けた。
適当に冷凍のものを解凍して、後は卵焼きくらいで今日は勘弁してもらおう……。あとはごはんも冷凍のがあったから、それを温めたらいいし。
お風呂が沸くまでに着替えとタオルがいるよなと言うことでもう一度部屋に戻ることにした。
外はもう夜も更け、真っ暗で、私と奏斗しかいない家の中はシン……としている。
外から虫の声が聞こえる。夏らしいなあ。
お風呂から出たら奏斗と一緒に夜風にでも当たろうかな、なんて考えながら階段を上がった。
しかし本当に静かだ。まるで世界に私だけしかいないかのように。
なんだか不思議な気分になった。
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ねんどる(プロフ) - グレイス#ロッドさん» お返事たいへん遅くなり申し訳ありません！暖かいお言葉ありがとうございます！力になります！ (2017年10月28日 22時) (
レス) id: 33e71136b5 (このIDを非表示/違反報告)
グレイス#ロッド(プロフ) - 自分のペースで頑張ってください！ (2017年7月1日 12時) (レス) id: 18a0291f94 (このIDを非表示/違反報告)
ねんどる(プロフ) - グレイス#ロッドさん» コメントありがとうございます！とっても力になってます！是非これからも面白い展開を書いていけるよう頑張りますので宜しくお願いします(^-^) (2017年7月1日 12時) (レス) id: 530237087c (このIDを非表示/違反報告)
グレイス#ロッド(プロフ) - 更新頑張って下さい応援しています！ (2017年6月30日 19時) (レス) id: 18a0291f94 (このIDを非表示/違反報告)
ねんどる(プロフ) - #はなあすかさん» お返事遅くなってしまいごめんなさい！読んで下さってありがとうございます！感想まで頂けてとても嬉しいです！力になります！これからもまだ続く予定ですので、どうぞ宜しくお願い致します！ (2017年6月29日 19時) (レス) id: 530237087c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねんどる | 作成日時：2017年4月23日 18時
