二人 ページ7
扉が開いた。
姉様が言ってた、坊っちゃんってこの人たちかな……。
奥の人すごい睨んでくるけどそこはスルー。
『あぁっと…』
シャ「すすす！すみませんっっ！お稽古のお邪魔をするつもりじゃなくてぇ………」
姉様は今にも泣き出しそうな顔をして何度も頭を下げる。
『あ！す…すみませんでした……』
私も深々と頭を下げる。
「どこぞのロックミュージシャンかよ。」ってくらい姉様は頭を下げる。
ちょっとの沈黙のあと、口を開いたのは坊っちゃんだった。
ピ「やぁ！シャルロットにAずいぶんと欲張ったね！
こんなに持ってても使いきれないだろ？。」
そう楽しそうに言う坊っちゃんは、落ちている掃除道具を取ると、私に「はいどうぞ。」といい手渡してくれた。
『あ！ありがとうございます坊っちゃま…』
シャ「すみませんでした…。」
姉様は、しゅん…と効果音がつく位にうつむいた。
『申し訳ございませんでした…』
ピ「いや、大丈夫だよ！ちょっと遊んでただけさ。なっ！ミシェル。」
ミ「………うん…」
やさしいひとだなぁ〜と思うのもつかの間。
ピ「A達…仕事の最中悪いんだけどさ、練習部屋も一緒に片付けてくれるかな？
ほこりは楽器の天敵だから！他の部屋以上に綺麗にしておかないとね。」
シャ「は、はい！」
姉様は嬉しそうに部屋に入っていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さつまいも - 続編希望(ﾁﾗｯ (2016年6月21日 20時) (
レス) id: 803afcf5c4 (このIDを非表示/違反報告)
猫紫太郎 - 駄目作者です。こんにちは。 初めてなので進め方がわからんのです。なので、『○○○みたいな感じ』とか、『○○な展開！』とかリクエスト的な感じのアドバイスをよろしくおねがいします。 (2015年8月19日 17時) (レス) id: 5f64633884 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：猫紫太郎 | 作成日時：2015年8月19日 17時
