眠リノ森【異世界】 4th (ページ50)

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第二百話　俺の願いページ50

ヒカル side

　

俺の願いはもう一度ユーヤと話がしたいことだった

その願いはアベだったら叶えられる

だから、会いにきた

ショータ「何、どういうこと？」

アベ「『魂の憑依(ソウル・パゼッション)』でしょ？

それでユーヤに会いたい…合ってる？」

俺は頷く

ヒカル「悪いとは思ってる、自分勝手な思いだって。

アベの能力を使った悪いことだって。

だけど…もう一度だけ、ユーヤと話がしたいんだ」

アベ「…いいよ」

アベは『魂の憑依(ソウル・パゼッション)』を使ってユーヤと話をさせてくれることを認めてくれた

アベ「…だけど、もう一度ユーヤは死ぬことになる。

それでもいいの？」

ヒカル「俺の手で、殺す」

アベ「だったら『眠リノ森』に行こ。

そこに魂あるから」

ダテ「だったら俺たちも行く」

俺たちは四人で『眠リノ森』に戻った

アベは深呼吸して俺を見る

アベ「行くよ、『魂の憑依(ソウル・パゼッション)』」

瞳を閉じて『魂の憑依(ソウル・パゼッション)』をするアベ

ゆっくりと目を開いて俺を見た

…ユーヤの魂が

アベ「拒否、してる」

ヒカル「…え？」

アベ「ユーヤの魂が、『魂の憑依(ソウル・パゼッション)』されることを、拒否してる」

嘘、だろ

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