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第百七十二話 過去の話 ページ22
ダイキ side
リョースケ「…俺を、殺すのか？」
…コイツ、何言ってんだ？
ダイキ「確かにお前を殺したいと思ったこともあるよ。
なんなら殺してもいいって思ってる。
だけど、この都会で働いてお前の活躍見たり聞いたりしたら…そんな考え無くなったよ」
リョースケ「…そうか、大変申し訳なかった」
リョースケは頭を下げたんだ
今では信じられないこと
ダイキ「何、殺して欲しかったんじゃねぇの？」
リョースケ「願わくば」
ダイキ「なら、いつか殺してやる」
俺はリョースケを見つめる
ダイキ「俺がいつかお前を殺してやる。
だから、そんな顔するな」
リョースケ「…そんな、顔？」
ダイキ「悲しそうな顔」
リョースケはほっぺを叩く
リョースケ「…わかった」
ダイキ「そんな感じ。
殺すって言っても言葉上の感じだよ。
…ま、リョースケが殺せって言ったら殺すよ」
ソー「…アハハ」
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作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2023年3月28日 8時
