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第百七十話 ナミダの救い ページ20
ヒカル side
恐怖、悲しみ
二つの感情が入り混じって涙としてこぼれ落ちる
リョースケ様は俺を病室まで連れて行ってくれてた
そして一人にさせてくれた
ヒカル「…ユーヤ」
ユーヤの【呪い】の進行
それが俺たちにとってどれだけ重い言葉か改めて実感させられた
ヒカル「もし、ユーヤが消えたら…俺たちの記憶はどうなるんだ」
アベが『
誰も覚えていない感じだった
…嫌だ‼︎
ヒカル「ユーヤを忘れるなんて…嫌だ」
それだけ俺たちにとって深い絆となったんだ
ヒカル「…消えたく、ない。
俺自身、消えたくないし、誰も消したくない」
だったらどうすればいいんだ…
俺はいつの間にか引っ込んだ涙のことなんか忘れて一晩中考え込んだ
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作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2023年3月28日 8時
