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『水』の守護精 ページ43

フウマ side



ソウの途切れ途切れの言葉



俺たちとはもう違う



そんな訳ない



一緒に…革命起こしたのに



ソウ「…さようなら」



ソウは俺の力が緩んだところで逃げた



俺は追いかける気もしなかった



…いや



追いかけなくてもよかった



フウマ「『影の工作員(シャドウ・スパイ)』」



もう1人の影の俺が出来る



フウマ「…ソウを追いかけてくれ」



ソイツは頷くと、ソウを追いかけた



俺の能力『影』



自身の影を操ることができる



俺は近くの路地に座り込んで目を瞑る



そして影と五感を共有した



…見えた



ソウには…気づかれていないみたい



俺の影はそのまま追いかける



そして曲がり角へと入っていった



俺の影も続く



その時だった



右腹部に鋭い痛みが入った



フウマ「うぐっ!?」



俺は咄嗟に目を開く



すると目の前にはソウがいた



影の工作員(シャドウ・スパイ)の弱点



ダメージが入ったら俺がそこまでワープしてしまうのだ



ソウ「…追いかけてこないで」



ソウに言われた一言



俺は何も言い返せなかった

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2020年2月24日 21時

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