眠リノ森～『全て』の守護精と『水』の守護精～ (ページ41)

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『水』の守護精ページ41

トモヒロ side

ユウヤ様から提案された休憩

よく考えたら初めてかもしれへん

そう思いながら左耳のピアスに手をやる

紫色のピアス

そして…ダイキとお揃いの青色のピアスを付けている

逆にあの時連れ去られて正解やったかも

しっかりと考えられたからな

何も考えずに足を進めておると

？「なぁ」

声をかけられた

トモヒロ「…俺？」

？「話してもええ？」

その守護精は緑色のブレスレットをしておった

トモヒロ「名前は？

俺はトモヒロ」

？「俺はアキトや。

よろしく、トモヒロ」

アキト…か

トモヒロ「どないしたん、アキト？」

アキト「トモヒロって『全て』の守護精やろ？

ここにある絶景スポットを教えて欲しいんやけど…」

絶景スポット…

トモヒロ「俺も探そ思ってたんや。

一緒に探さへん？」

アキトは快く了承してくれた

アキト「なぁ。

なんで俺に優しくするん？」

えっ？

アキト「だって…『全て』の守護精は俺らのこと疑ってるんやろ？」