眠リノ森～『全て』の守護精と『水』の守護精～ (ページ25)

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『水』の守護精ページ25

ＮＯ side

ショウマが頭を押さえている

ショウマ「俺は…ショウリに…なれない。

どれだけ…頑張っても!!」

ショウマの叫びに蝶の羽が反応するように蠢く

ユウヤ「最悪の場合…わかってる？」

ケイ「言われなくても。

ショウリもショウマも助ける」

ショウマ「助けて貰わなくて…いい!!」

ショウマはまた黒い蝶をユウヤとケイに向かって打とうとする

ショウマ「ダ…メ!!

ケイ…様…には…」

しかし、寸前のところで頭を抱えた

ケイ「…ショウリ？」

ショウリ？「ケイ様…僕…うっ!!」

どうやらショウリはショウリでショウマと争っているらしい

ユウヤ「…気絶させればショウマは抑えられるよ」

ケイ「気絶って…簡単に言うね」

ケイは困った

自身の能力『水』でもユウヤの能力『毒』でも気絶させることができるかできないかだ

下手したらショウリは死んでしまう

ケイの弓矢を握る力が強くなる

ユウヤ「…長だからって溜め込む必要はない。

汚れ役は…俺がやる」

ユウヤはマシンガンを構える

そんな時だった

ショウマはガクッと崩れ落ちた

ケイとユウヤはいきなりすぎて驚き、敵襲に備える

？「そんな構えんといてくださいます？

操り人形(マリオネット)かけただけですから」