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一応授業を聞いて、ノートを綺麗に録っていたら、もう昼休み。
「じゃあ、行こっか〜A"ちゃん"」
『うん、ヒラ"君"』
ヒラはどうやら昨日の約束を本当に守ってくれているらしい。
二人きりの時以外本音で接しないのが私達の暗黙の了解。
どこで食べるの？と、聞くと空き教室で食べるらしい。
空き教室って入って良いんだ。
「ほんとは駄目だけど、先生に許可貰っちゃった」
『うそ、言葉出ちゃってたか。』
先生っていったら、ヒラと仲良い牛沢先生とかか？
ま、良いや。
昼御飯を食べ始める。
「レトさんと別れた設定になってるんだね。」
『あ、まーね。それも作戦ですから。』
暫くレトルトの話題で盛り上がる。
途中でヒラに卵焼きを盗られてしまった。
お昼御飯を食べ終わってレモンスカッシュを飲み、帰ろうと思うと、
「A〜
昨日、言い忘れたことがあるんだ〜」
ヒラが急に私に近づいてきた。
『な、何？』
自然に後退って行くと、もちろんヒラはこちらに近づいてくる。
するといつしか壁に追いやられる体制になった。
つまり、壁ドンというものだ。
ヒラは比較的身長が低めだけど、それでも私より高い。
私は口で喧嘩する派なので生憎、この体制から男子に勝てる力もない。
「俺が、Aの本性、黙ってあげる
＿＿＿＿＿＿条 件 ！」
『条件？』
なんだ、そんなことか。
条件なんてあって当たり前だし。
どんなものかによるけど
「色々考えたんだけど、一応Aにも利益がある方が良いと思って、キヨに言うための練習、恋愛的なシチュエーションにしたよ〜」
『あぁ．．．察した。』
ま、別に最早恥じらいなんてないけど。
「俺に、【好き】って言ってからキス．．．ディープにしよっか！」
『．．．ま、良いんだけど．．．一回だけね。』
何回もやってると逆に辛い。
私は、深呼吸をした。
これをすれば、黙ってくれるんだよね。
『ヒラ．．．いや、綾太
＿＿＿＿＿＿好き。』
「．．．」
ヒラを引き寄せて唇を重ねる。
ディープって具体的にどうやれば良いかわかんないんだよな。
舌、絡めるのか？
『ん．．．ぅふ．．．ゅ』
チャイムが終わるまで、それが続いた。
どちらかが拒否すれば良かったものの、やらなかった。
結構気持ちよかったし。
＿＿＿＿＿＿
「ヒラ．．．とA．．．？」
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とりまヒラ編終わりです。
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宮夜(プロフ) - オランゲさん» コメント欄でのチャットは禁止なのにそれっぽいことしてすいません！！ (2018年4月2日 12時) (
レス) id: 745cc256e9 (このIDを非表示/違反報告)
オランゲ - あらなんか仲良さそうな会話してらっしゃる (2018年4月1日 17時) (レス) id: 071f62e8cb (このIDを非表示/違反報告)
宮夜(プロフ) - ふわ汰@やけどさん» お、仕事速いね！さすが暇じ...ん"イケメン！ありがと (2018年3月24日 20時) (レス) id: 745cc256e9 (このIDを非表示/違反報告)
ふわ汰@やけど(プロフ) - 新作プレイリスト加えたけど良いよね? (2018年3月24日 20時) (レス) id: 1588291d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねむりかわねごと@宮夜 | 作成日時：2018年3月24日 20時
