眠リノ森【異世界】 (ページ40)

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第四十話　破壊の専売特許ページ40

シゲ side

　
カミちゃんは再生、俺は破壊

全てが表裏一体

俺の破壊はなんでも壊す

自分の意思とは裏腹に

ずっとそれに辛い思いしてたけど、カミちゃんが全て直してくれた

ずっとそれに感謝しとった

シゲ「今のカミちゃんは…カミちゃんちゃう。

カミちゃんはお節介焼く妖精(ひと)で俺がしょげてたらずっと励ましてくれて…それにな」

俺は自分の胸に手を当てる

シゲ「破壊はな…俺の、専売特許や‼︎」

そして槍を掴んで

シゲ「『破壊の槍(ディストラクション・スピア)』」

思いっきりカミちゃんにぶつけようとした

カミちゃんは当たり前やけど避ける

ケント「行くよ、ショーリ。

『植物の終わり(プラント・エンド)』」

ショーリ「暴れるだけ暴れていいよ、ケント。

『硝子(ガラス)』」

ヒカル「『煙の仲間(スモーク・フレンド)』。

これで幻覚を見せられる」

メメ「ありがとう、影の本領を発揮出来る。

『影の孤独(シャドー・ロンリネス)』」

ラウール「僕の糸は誰も逃さない。

『糸の真実(ドレッド・トゥルース)』」

皆が協力してくれる

今なら俺も再生できる

　

シゲ「戻ってこい…カミちゃん(俺の相棒)‼︎

『破壊の再生(ディストラクション・リクダクション)』」