眠リノ森【異世界】 (ページ37)

今日:9 hit、昨日:33 hit、合計:36,589 hit

第三十七話　自身の証明ページ37

シゲ side

　

注射器の針が首筋寸前まで迫った時

カミ「危ない‼︎」

カミちゃんが俺を押した

俺はよろけて倒れる

注射器の針の先は俺ちゃう

シゲ「…カミ、ちゃん？」

カミ「うっ…」

イノオ「ありゃ、別の妖精(ひと)に入っちゃったか。

ま、いいけど」

カミ「逃げ、ろ」

カミちゃんの体がフルフル震え始めた

カミ「俺が…俺である前に‼︎」

すると思いっきり腕を引っ張られた

ヤブ「『電気の網(スパーク・ネット)』」

ヒカ「『砂の乾き(サウンド・ドライ)』」

ヤブ様とヒカくんがカミちゃんに攻撃を仕掛ける

イノオ「邪魔しないでよ、『溶岩の大砲(マグマ・キャノン)』」

せやけど全てを溶岩に弾かれた

イノオ「予定は狂っちゃったけど…この国を再生するっていう意味ではいいよね。

カミちゃん、よろしく」

ヤブ「全員に命令だ、カミを死ぬ気で止めろ!!」

カミ「『再生の破壊(リクダクション・ディストラクション)』」