眠リノ森〜『全て』の守護精と『炎』の守護精〜

『炎』の守護精 ページ47

ＮＯ side



ユウヤ「避けろ!!



『毒の機関銃(ポイズン・マシンガン)』」



ユウヤが土の像目掛けて撃ち続ける



しかし、攻撃が効く様子が見えない



ユウヤもあと1歩のところで避ける



ダイキ「トモヒロは傷つけるな。



…ユウヤだけを殺れ」



ダイキが命令すると土の像は頷き、狙いをユウヤに定めた



ユウヤ「だよね!!」



ユウヤは防御に徹する



ソウ「俺たちだっているよ!!



『振動(ヴァイブレイシャン)』」



ソウが攻撃をしても



マリウス「『真空(ヴァキュウム)』」



マリウスが攻撃しても見向きもせずにユウヤだけを狙う



ダイキからの命令ということもあるのだろうか



ソウとマリウスは急いで対策を考える



ソウ「あれを…壊せばいいんだよね？」



マリウス「けど僕たちに見向きもしないよ」



ケイト「見向きもしないのは当たり前だよ。



キミたちは倒す価値がないんだから」



ケイトがユウヤの逃げる方に撒菱を投げる



殺傷能力は低いものの、移動制限が出来るのだ



ユウヤ「嘘だろ!?」



ユウヤはその場に止まる



そこを狙ったかのように土の像は拳を振り下ろした



ユウヤ「…『毒の機関銃(ポイズン・マシンガン)』」



そこを冷静に撃ち、土の像は壊れてしまった



ダイキ「…かかった!!



『土の檻(アース・ゲイヂ)』」



しかし、そこをダイキに見極められる



ユウヤは反応が出来なかった

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