『炎』の守護精 ページ39
トモヒロ side
…何やら話し声が聞こえる
よく耳を澄ましていると
顔に思いっきり水がかかった
トモヒロ「冷った!!」
俺は飛び起きる
ユウヤ「あっ…ごめん。
分からなくて氷水ぶっかけた」
トモヒロ「ごめんちゃいますよ!?
風邪ひいてまうやん!!」
俺はタオルで顔を拭く
ユウヤ「…ハハ。
やっぱりトモヒロはそっちだね」
ユウヤ様は椅子に腰掛ける
トモヒロ「そっち…？」
ユウヤ「俺に対しては敬語だけどソウやマリウスに対しては普通のタメ口。
…俺もそっちがいいな」
…そうか
俺が薄々感じてた違和感はこれか
前の木では敬語が当たり前やった
けど眠リノ森に来てからなぜだか敬語に違和感を感じてた
ここでは…素のままの自分でいていいんや
トモヒロ「…敬語は外してこっちで喋る。
…せやけど、ユウヤ様呼びは止めん」
ユウヤ「えー、トモヒロのケチ」
そんなことを言うユウヤ様の笑顔は優しかった
トモヒロ「…ソウは？」
ユウヤ「マリウスが見てる。
…これやってくれたの、リョウスケでしょ？」
トモヒロ「そう…や。
なんでわかったん？」
俺は何も言ってない
せやけどユウヤ様はわかった
ユウヤ「…長年の勘だよ」
ユウヤ様はそれだけ言って部屋を後にした
俺もその後をついて行こうとする
その時、腹に違和感を感じた
見てみると、ぐちゃぐちゃに巻かれた包帯があった
ユウヤ様なりにやったのだろう
トモヒロ「ありがとう…ございます」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 44人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
祐莉 - 楽しみにしてます！ 全て側が現在ピンチですが、まだ全員登場していないから次の展開が楽しみです♪ (2020年1月22日 1時) (
レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます♪全てや炎以外に守護精はいるのか？楽しみに待っててください!! (2020年1月21日 7時) (レス) id: 51b819fa88 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 楽しく読ませてもらってます！今のところジャンプ4人・ウエスト3人・セクゾ３人が登場してますが、まだ他のメンバーは未登場なので楽しみです♪ 個人的には、守護精は全てや火以外にも守護族があるのかな？と思いました！ (2020年1月21日 0時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2020年1月16日 13時
