眠リノ森〜『全て』の守護精と『炎』の守護精〜

『炎』の守護精 ページ32

マリウス side



昔…ソウちゃんに教えて貰った



ソウ「俺の能力ってね、マリウスと似てて。



周りに空気がなかったら意味が無いんだ」



ありがとう…ソウちゃん



おかげでソウちゃん救えるよ



ソウ(リュウセイ)「コイツ(ソウ)…殺す気か？」



ユウヤ「そうだね…。



ソウが死んだらリュウセイがいるところに猛毒(デドリー・ポイズン)を巻いてあげる」



するとリュウセイはフッと笑って気を失った



マリウス「ソウちゃん!!」



僕は真空(ヴァキュウム)を解いて、ソウちゃんによる



ソウ「マリ…ウス」



マリウス「ソウちゃん…ソウちゃん!!」



ソウちゃんはうっすらと目を開けた



ユウヤ「酸素が十分に足りてないか…ら」



するとユウヤ様も気を失ってしまった



トモヒロ「ユウヤ…様？」



もしかして…



マリウス「酸素(オクシジャン)の跳ね返りが今来た…？」



どうしよう



リョウスケ「…城はどっち？」



反射的に振り返ると、リョウスケが立っていた



リョウスケ「…ユウヤ運ぶから。



城まで案内して」



そしてリョウスケはユウヤ様を抱き上げる



トモヒロ「…マリウスはソウ連れてって。



俺が案内するけど、怪しい素振り見せたらその場で槍を振るう」



リョウスケ「大丈夫。



殺さないから」

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