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『炎』の守護精 ページ11

ユウヤside



俺は寝てしまったソウの頭を撫でた



『全て』の守護精に生まれてしまっただけに命まで狙われる始末



ユウヤ「なんで…こうなったんだろうな」



これまではずっと仲良くしていたのに



皆は急に『全て』の本当の姿を忘れ、偽りの姿を当てはめるようになった



それがちょうど半年前



それから数ヶ月が経って『全て』の木に行ったらトモヒロが倒れていた



最初はものすごく睨んできた



でも、話を聞くと



トモヒロ「ああでもしてないと自分が自分ではなくなってしまうんです」



と言ってくれた



だから俺はトモヒロが沢山つけていたピアスを作った



それを渡した時のトモヒロの顔を今でも覚えている



トモヒロ「ユウヤ様。



そこで寝ていては風邪をひかれます」



ユウヤ「大丈夫だよ」



俺は立って部屋を出る



トモヒロ「どこに行かれるのですか?」



ユウヤ「秘密」



向かった場所は『全て』の木がある場所だった



そっと手を当てる



その手の中には皆で集めた木の力が詰まった勾玉がある



『これは俺たちのお守りな』



ユウヤ「…うぅ」



そっと流れた涙をふく



その時であった



何やら騒がしい音がする



俺が部屋に戻るとトモヒロが駆け寄ってきた



トモヒロ「ユウヤ様!!



大変なことが起きました!!」



ユウヤ「落ち着いて、何が起きたの?」



それに答えたのは



マリウス「…『炎』の守護精が…攻めてくる」



マリウスだった



ユウヤ「『炎』の守護精が?



なんで…」



トモヒロ「俺たち(『全て』の守護精)が『炎』の守護精を誘拐したということで…」



『炎』の守護精を?



ここにいる()『炎』の守護精は…



ユウヤ「…そういう事か」



ソウ「どういう…こと?」



俺は説明をした



ユウヤ「マリウスがこっち(『眠リノ森』)に来たことを俺たちが誘拐したことにしたの。



…いい口実だと思うよ、『全て』を滅ぼすための」



俺は自分のマシンガンを取り出した



ユウヤ「トモヒロはソウとマリウスを安全な場所へ。



国にも安全な場所へ避難するように伝えて」



ソウ「ユウヤ様は…?」



俺は勾玉を握りしめた



ユウヤ「俺は彼らを食い止める。



そして、そのままお帰りいただく」

『炎』の守護精→←『炎』の守護精



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祐莉 - 楽しみにしてます! 全て側が現在ピンチですが、まだ全員登場していないから次の展開が楽しみです♪ (2020年1月22日 1時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます♪全てや炎以外に守護精はいるのか?楽しみに待っててください!! (2020年1月21日 7時) (レス) id: 51b819fa88 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 楽しく読ませてもらってます!今のところジャンプ4人・ウエスト3人・セクゾ3人が登場してますが、まだ他のメンバーは未登場なので楽しみです♪ 個人的には、守護精は全てや火以外にも守護族があるのかな?と思いました! (2020年1月21日 0時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2020年1月16日 13時

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