魔の呼吸の使い手は。(２)【鬼滅の刃】

66.兆しは ページ32

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


｢本日はお時間を割いてくださり有難うございます。｣


｢気にしなくてもいいんだよ。
A、元下弦の壱を倒したそうだね。｣



｢はい。近頃、此処周辺の鬼の質が高くなってきております。
今はまだしっかりとした動きは見られませんし、下限の鬼達をうろつかせるという事は近くには居ないのだと思いますが、数年後には...


鬼舞辻無惨が動き出すやもしれません。｣



というか動き出すんですけども←



｢...そうか。｣



｢それともう一つ...
申し訳ありませんが、隠の方は下がって頂けますか？｣



｢ッはい失礼しますッ！！｣



凄いビビるやん泣きたくなるよ...
(→隠も泣きたい)


｢お館様...私がお館様に初めてお会いした時、私が｢兆し｣だと仰ってくださいました。

私はこの世界のことを知り、これから起こるであろう悲劇をなるべく食い止めたいと思っております。


...数年後...私が16になる頃です。

鬼になった妹を連れた少年が鬼殺隊に入隊します。


鬼舞辻無惨を倒すにはその者達(・)の力が必要です。


この者達こそ鬼舞辻無惨を滅殺する真の｢兆し｣なのでしょう。｣




｢...話しても良かったのかい...？｣




｢はい。この事は他には伝えておりません。

産屋敷耀哉様...鬼殺隊に入隊したその時から
私は貴方に、鬼殺隊に命を捧げるつもりでいます。

柱にはそういう者も多いでしょう。



その覚悟は今も変わってはおりません。｣



｢...ありがとうA。

君が鬼殺隊である事を私は誇りに思う。


しかし無理はしないで欲しい。


君は鬼舞辻無惨の子でもあるが、私の子でもあるんだ。
確かに今は人員不足だけど、たまには休暇を取ってもいいんだよ｣



｢...ありがとうございます。心遣い感謝致します。｣



＿＿＿＿＿＿




｢(A...君は近い未来やってくる者達が兆しだと言うけれど、君もそのうちの一人である事は間違いないよ


血を分け与えることでしか増えることの無い鬼...それ以外に繁殖機能は無いはずだ。

何故鬼舞辻無惨はAに父だと言ったのか...ただの気まぐれだとしても其れが奴の尻尾を掴む手段の一つになるのは間違いない。)





...鬼を連れた隊士か...数年後の鬼殺隊は賑やかになりそうだね｣




＿＿＿＿＿＿＿＿＿
-----


お館様これで18歳ですよ？？頭良すぎですね...


夢主ちゃんは鬼舞辻無惨に父と伝えられたとしか言っていないのでお館様の考察ですね...すげぇな

67.柱達→←65.泣くぞ...？？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す