2.拾われた ページ3
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重い瞼を開けると、見知らぬ天井。
目先には少し老いた男が居る。
頭に濡れたタオルが掛かっているので、どうやら倒れた私を拾って世話してくれたらしい。
背を向けているからこっちに気付いてないな...お礼言わないとなぁ。
「...ぁ...ありがとうございます...」
やっぱりまだ慣れないな、声出ない。
勢いよくこちらを振り向いたと思ったら
ガタッと音を立て後ろに尻もちを着いてしまった。
あ、ごめん。私、赤ん坊だったわ...
「ぁ...ぁしゃ、べったァァァァァアアア!!!!!?、?、え、え、嘘こいつ喋ったんだけど!!怖っ!!ナニコレ怖っ!!!!!
吉乃!!!ちょ、来てッ!吉乃
!!!」
ウッルサ...。
何このおじさん、凄いうるさい...この感じめっちゃ善逸。善逸は好きよ?可愛いもん。
だけどおじさんよ?顔に布掛けてるからわかんないけど。
何家族かなんかなの??てか、今時間軸どこだよ...だって無惨って何千年も生きてるんでしょ??わかんないじゃん...
ああ混乱してきた。
出来れば同期組と一緒の時代を歩みたい。
関わるの面倒かなって思ったけど、よく考えなくても、私『鬼舞辻無惨の娘』なんだよな...
「何、水月さん。少しうるさいのですが...。」
うわ美人...歳はそれなりっぽいけど(多分夫婦だし)めっちゃ美人。
穏やかに見えて、ちょっと冷たいけど...。
「ぁ、喋ったんだよ、この赤ん坊...!!」
「何言ってるんです?赤ん坊が喋る訳無いでしょう。」
「あ、どうも。」←(私)
え、タイミング?空気読んでるでしょ?笑
「!!え。え??」
因みにこんな顔→(°Д°)(奥さん)
この夫婦(?)何だかんだで似てて可愛いな...
せっかくの2度目の人生なんだ。
意味も無く異世界に転生する筈がない。
私には私の役割があるんだよ多分。
それを終えるまではよっぽどじゃない限り死なないだろうし、楽しんでいこう!!!
「あの、たすけていただき、ありがとうございます。
あまりきおくがなくて、どうなってたかおしえていただけないでしょうか?」
驚いてる顔が見たいって性格悪いかな?
いや、ほんとに喋る度に顔が引き攣ってくから面白くて...
「...いいだろう。だが、いきなりは喋る赤子を信用出来ねぇ。
そっちも分かることを教えてもらおうか...」
「もちろんですよ」
私はニコッと笑った
考えてみれば傍から見れば大分気持ちが悪いのでは無いだろうか...
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ねむる(プロフ) - 霊夢たん!さん» 報告ありがとうございます!!修正出来たと思います!!残念ながらイラストは載せれなさそうですが...(´;ω;`)+応援ありがとうございます!!!!(*´∇`)!! (2020年11月22日 22時) (レス) id: 7408f5f52c (このIDを非表示/違反報告)
霊夢たん! - すみません、イラスト出てませんでしたよ!それと作品とても面白いですね。更新頑張ってください! (2020年11月22日 17時) (レス) id: 196d7d8985 (このIDを非表示/違反報告)
ねむる(プロフ) - 死蝶さん» コメントありがとうございます!!。゚(/□\*)゚。頑張ります...!!! (2019年9月8日 7時) (レス) id: 6e58b0c359 (このIDを非表示/違反報告)
死蝶 - 面白いです!続き楽しみにしてます! (2019年8月31日 8時) (レス) id: a0dd7ebf9f (このIDを非表示/違反報告)
ねむる(プロフ) - ゆーさんさん» ぁぁありがとうございます!!通知見てΣ(GДG )ふぁっってなりました!夜しっかり寝てください笑d=(*´▽`*)=b更新ももうすぐ出来そうですので!ありがとうございます!!! (2019年8月13日 14時) (レス) id: 6e58b0c359 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねむる | 作成日時:2019年7月19日 6時