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『花』の守護精 ページ9
ユウヤ side
嘘…だろ
コウキが能力を持っている
すなわち…
カナハ、シノンもだ!!
生憎、拘束器具がない
俺はシノンを後ろから押さえつけた
シノン「なっ!?」
ユウヤ「何の能力だ？
…吐け」
今までにない怒り
ルナさんを巻き込んでまで…『全て』の木を自分のものにしたいのか
…殺す
絶対に殺す
生柔らかな痛みじゃない
永遠に忘れられない痛みを…
ソウ「うわぁぁぁぁぁ!!」
そんな時だった
ソウが頭を抱えて叫んだ
そして…
ユウヤ「うぐっ…つぁ…」
激しく耳が痛む
『振動』が…暴走している？
なんで…
…そうだ
ソウは…『花』の守護精だった
シノンたちの…おもちゃだった
それを今、思い出したんだ
さらに続く
耳を塞いだ途端、シノンが俺の腹を蹴った
受身が取れなくて飛ばされる
さらに追い討ち
コウキ「『
体中に電気が流された
ユウヤ「ぐぁぁああ!!」
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作者名：慧jump
| 作者ホームページ：http://wakabassl
作成日時：2020年3月17日 18時
