『花』の守護精 ページ3
トモヒロ side
トモヒロ「カフェドリームに鏡?」
アキト「そう!!
ある!?
ない!?」
どうやったやろう
俺は首を傾げる
アキトが突然そんなことを言い出したのはほんの数分前
アキト「…えっ?」
ネリネを見ていたアキトが急に鏡を取り出したのだ
トモヒロ「どないしたん?」
アキト「ジュンタくん…?」
誰かの名前をつぶやくと、キッと表情を険しくして聞いてきた
目を瞑って思い出す
ケイトくんが笑っていた後ろ…
トモヒロ「店の入口にある小さな鏡なら…」
アキト「それ!!」
するとアキトは手持ち鏡を見て、集中し始めた
とても声をかける気にならない
アキト「カフェドリーム…店の入口…小さな鏡…」
すると手持ち鏡が波打ち始めた
トモヒロ「えっ…」
アキト「繋がれ!!」
手持ち鏡に映ったのは…カフェドリーム
トモヒロ「嘘…」
アキト「俺の能力『鏡』。
こうした移動にも使えるんやで」
凄い…
アキト「どうする、トモヒロ。
着いてくるか?」
トモヒロ「決まっとるやろ。
…着いていく以外に選択肢はない」
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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2020年3月17日 18時