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『花』の守護精 ページ14

ソウ side



震える手を収めて



高鳴る心臓を抑えて



シノン「…久しぶりだね、人形」



ソウ「俺は…人形じゃない」



シノン「うるさいな。



俺が人形と決めたら人形なんだよ」



シノンが俺を睨む



その目が怖くて、態度が怖くていつも従っていた



けど…もう従わない



ユウト「『氷の銃(アイス・ガン)』」



シノンが1歩踏み出そうとすると、ユウトくんが遠くから二丁銃で撃ってきた



ユウトくんの能力『氷』



相手の技を凍らせたり、地面を凍らせてスケートみたいに早く動くことが出来る



ユウト「前々から嫌いだったんだよね…その態度。



お前こそ、人形じゃん」



ユウトくんは俺の隣に立つ



身長が高い分、リーチの長さが有利だ



ユウト「ソウ」



ソウ「なんでしょう」



ユウト「…元気にしてた?」



ユウトくんの声掛け



懐かしくて涙が出そうになる



ソウ「…はい」



ユウト「事情は…これから聞かせてね」



目の前ではシノンが怒りを顕にしていた



シノン「人形は人形らしく…俺に従っていればいいんだよ!!



創造(クリエイティブ)』」

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2020年3月17日 18時

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