Side1 松田元太編 EP�� ページ6
「(言動と行動の一致に加えて素早さもあるのかぁ、
ええ後輩に育ったもんやん)」
ドアが閉まるより先に、
廊下の先の角に消えた彼の背中を見届け、
再び机に伏す。
途端、
どっと押し寄せた疲れと睡魔に襲われながら、
松田くんの優しい笑顔を思い出していた。
入社からまだ2ヶ月くらいの付き合いだけど、
当初から何も変わらない裏表のない性格と、
あの屈託のない笑顔に
随分癒されてたなぁと
段々ぼんやりし始めた頭で思い返す。
これからどんどん仕事も覚えて、
私の補佐なんかじゃ収まらないような
仕事もこなして、すぐに私の元を
離れていくのだろう。
そしたらきっと
朝に私をドアの近くで
待っててくれることは無くなるし、
ご飯も集ってくれなくなっちゃうのかなぁ。
さみしいなぁ。
ん？さみしいのか？
なんだろう、せっかく懐いてくれた犬に
興味を失われちゃうみたいな喪失感？
私以外に懐かないでほしいなぁ、
なんて。
ちょっと面倒見たくらいで何考えてんだろ私。
深く深呼吸をして、
伏した姿勢をベストポジジョンへ整えると、
私はいつの間にか意識を手放していた。
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ねむり(プロフ) - 萌さん» 萌様 今のとこ不可にしてたんですが、今から変更かけてきます！少々お待ちください〜！ (2020年9月20日 17時) (
レス) id: d3f9ea8770 (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - 名前の変更ってできないんですか？ (2020年9月20日 17時) (レス) id: aaa9c0cad9 (このIDを非表示/違反報告)
ねむり(プロフ) - ぽん様 ご指摘ありがとうございます。大変重要な部分を見落としておりましたので修正致しました。申し訳ございません。 (2020年9月19日 23時) (レス) id: f618439831 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねむり | 作成日時：2020年9月19日 23時
