ひゃくきゅう ページ39
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突然の突風で幹から落ち、地面と衝突してしまった
幹掴んだり、受け身を取ったりして衝撃は抑えられた…けど痛いよぉ
zm「お、Aやん！
なにやってるん？鬼に捕まるで」
『！？…ゾムさんが鬼と言うことはありませんかねぇ？』
大の字で地面に寝転がっていたら、視界にゾムが表れた
ゾムが鬼の可能性も考え、急いで距離をとる
zm「いやいや、俺が鬼やったら声かけずに殺すわ」
それもそうか…と、納得すると
周りを警戒しながら鬼について話始めた
zm「あー、シャオロンかぁ…
トントンも鬼やで、さっき殺り逃がしたけどな」
嫌な思いででもあるのか、シャオロンが鬼と伝えるとゾムは露骨に顔を歪ませる
いや、にしても「殺り逃した」って…血の気が荒いんだよ戦闘狂共…！
でも、これで鬼は２人分かったね！
隠れもせずに話し込むのは危険なので、鬼について話終わると、ゾムはすぐに去っていった
僕もさっき居た位置よりもっと上へ隠れる
てかさ！さっきの突風、ゾムが戦ったときの？
あれで幹から落ちたんだけど！いいけどさ！
…これからどうやって動くかも考えなきゃな
周りを観察しながら頭をフル回転させた
？…なんか
自分は上の方に居るから蝶々が飛んでこないけど、下の方はちょこちょこ飛んでる
しかも、さっきから木の下を通る人が少なくなってる？
あ、嘘！今、見える位置に人居たわ！
てか、あの子…鬼ごっこ前に近接１部隊で会った隊員君じゃーん！
まだ捕まってなかったんだなぁ…
隊員君は上から見られていることに気づいていないようで
蝶々に魅入るように手を伸ばしていた
微かに魔力の放出を感じる
これは…蝶々からだ、何か危ない気がする
『隊員君っ！逃げて！』
咄嗟に体が動き、隊員君を後ろへ引っ張る
刹那、蝶々が何か毒のようなものを噴射した
突然のことに驚く隊員君を引っ張ったまま、急いでここを離れた
恐らく…エミさんの「蟲」の能力だろう
蟲を操れるのだったら、さっきのことも説明がいく
『隊員君
蝶々はさっきの通り…危ないから気を付けてね』
「はひっ…」と、間抜けな声で返事をする隊員君に
さっきまでの戦闘の緊張感が一気に解けた
手で顔を覆って肩を震わす僕、笑われていることに気付いて顔を赤くする隊員君
まさかタイミング良くここへ鬼が表れることは無いとは思うけど…こんな無防備な状況は無いだろうな
あれ、これってフラグ？
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コミュ障のアホの子 - 白米さん» コメントありがとうございます！だいたい毎週水曜日に更新しようと思ってるので、読んでいただけると嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2021年12月20日 21時) (
レス) id: 7d5c2c487a (このIDを非表示/違反報告)
白米 - 以外がはい、もう、好きですね。()更新って･･･大変ですもんね･･･程々に頑張ってください！ (2021年12月19日 22時) (レス) @page35 id: 918b15eb68 (このIDを非表示/違反報告)
コミュ障のアホの子 - 或芙さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2021年12月4日 21時) (レス) id: 7d5c2c487a (このIDを非表示/違反報告)
或芙 - 応援しております。更新頑張って下さい (2021年12月3日 7時) (レス) id: 46e6433036 (このIDを非表示/違反報告)
コミュ障のアホの子 - シュネーさん» わぁ〜！好きとか、面白いって言ってもらえるなんて…凄い嬉しいです！ありがとうございます！！！少しずつ更新していくのでゆっくり待っててもらえると嬉しいです！(無理せずに見てくださいね！)コメントありがとうございます！！！ (2021年10月17日 18時) (レス) id: 7d5c2c487a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コミュ障なアホの子 | 作成日時：2021年4月18日 2時
