この世界の主役はwrwrdだと思っていたが本当は僕らしい3

きゅうじゅーはち ページ29

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sya「な〜ぁ〜？A〜」


ut「ｼｬｵﾁｬﾝ離して…」



あの後、２人と少し談笑して解散したんだよね


んで、お皿に盛られたご飯を食べ終わる頃

様子が可笑しいシャオロンに絡まれた


…酔ってんだろこれ！！！



シャオロンの隣に居る大先生が助けを求めるような目でこっちを見てくる

てかシャオロンめっちゃ大先生の服掴むじゃんw


大先生の顔が面白くて思いっきり笑うと

「助けてくれないならお前も巻き添え精神」が働いたらしい大先生は



ut「シャオロン先輩、今の聞きました？？？

Aがシャオロン先輩のこと『不人気』って！許せなくないすか！許せねぇよなぁ！」



虚偽申告しやがったこいつ！

ねぇ！不味くないか！


直ぐに「ア"ァ"？なんやてぇ！？」とコンビニの前に群がっているヤンキーのように突っかかってくるシャオロン

多分「不人気」に反応したな！



sya「だぁるｩｩｩえが不人気じゃぁい！」


ut「やっちゃってください兄貴ｨ！」


『虚偽！虚偽申告！違う！』




大先生に肩を組まれ、シャオロンには服を掴まれる

逃げ場…なし！！！


抵抗も意味がないので、おとなしく渡されたお酒を飲む

…え？お酒？普通に飲めるよ！！！
じゃないと仕事で支障がでるからね！




sya「A〜飲むん遅くない？もっと飲んでやぁ！

あれ、大先生飲まないん？え？飲み足りないんちゃう？？？」



飲めると言ってもあまり強いわけではないからね

飲んだふりをしながら適当に話を合わせていると、今まで息を殺していた大先生に話の矛先がむかった


ざまぁ！！！


肩を弾ませた大先生を滑稽に思って今度は心の中で笑う

あ、待って良いこと思い付いたぞ！




『ちょっと、シャオロン聞いてよ

さっき大先生がシャオロンの悪口言ってたよ』


ut「Aクｩｩｩｩン？？？」


sya「あ"ぁ？なにぃ？おいうつぅ！」


ut「言っとらん言っとらん！」




シャオロンがそこら辺のスプーンを１つ手に取ると、バット？うんバットだ、金属バット

能力？でバットを造り出した


何をしようとしてるんだ…
でも絶対ヤバイからにーげよ！



２人の隙をついて逃げ出した数歩後、大先生の悲鳴が…いや、悲鳴じゃなくて喘ぎ声？が城内を響き渡った




tn「まーたやってるよ…」


kn「アーハッハッハw俺も混ざってこよw」




混ざってくるとは…？

振り向くと、テーブルに手をつく大先生と
バットを振りかざすシャオロンがいた



…僕！なんにも見てないヨ！

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