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＊108＊ 過去編 ページ9
起きるとすぐ目に入る冷たくてべっとり手につく血
立ち上がろうとすればする程お腹が痛くなって座り込む
「腹…思い切りやられてるな…」
近くの鏡を見ると口元にも血が着いていた
手に着いてるのは吐いた血か、と回らない頭でなんとか理解する
あー…立てねぇけどこの家に居たくねぇ…
A先輩の所に逃げ込みたい
「真、ここにいるのか?」
「樂さん…どうも」
「今手当してやるからな。お前の両親は出て行ったみたいだから」
「いいです。自分でするので」
無理矢理体を起こしてふらふらと歩く
何も無い所で転び、意識が一瞬飛んだ
「無理に動くな!」
「ほっといて下さい!アンタが大事なのは俺の母親の方だろ!!」
立ち上がろうとするも鉄の味が口の中に充満して吐き出す
掴まれる腕を離して欲しくて暴れる
「離せっ!!」
くそっ…なんで思い通りにならない…?!
『樂さん、代わります』
優しく包み込まれて体を委ねる
俺を助けるのはA先輩がよくって樂さんを睨み付け、抱き着く
他の誰でもない、Aがいい
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眠猫 - 堕天使ルイさん» それはこれから書きますので良ければこれからもみてください(´・ω・｀) (2018年3月30日 17時) (
レス) id: 8fe4170db8 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルイ - ……………あ″ぁ…やばい…めっちゃ泣ける。花宮、これからどうするの…？そもそも、夢主どうしたの…？ (2018年3月28日 3時) (レス) id: 3344530ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠猫さん | 作成日時：2017年12月9日 23時
