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『…何の話?』
いつもより低い声
「熱、あるんやろ?体痛いやろ?…お願いやから正直に言うてくれや…」
『…煩いな』
「っ…お節介なんも分かっとる。分かっとるけどな…Aが心配やねん」
俺を退かしてAの服の袖を捲りあげる
巻かれた包帯は真紅に染まっていて思わず息を呑む
怪我?なんで…?
俺のせい…?
脳裏を過ぎるAの傷付いた姿に呼吸が上がる
『大丈夫?休む?』
「……多分大丈夫…」
『…えらいなら寝ていいよ。そばに居るから、ね?』
「ん…」
涙を拭って膝に転がされた
突然の睡魔に苛まれ瞳を閉じ身を委ねたら眠ったと思ったのか
『まこに余計な事思い出させないで欲しい』
と意味深な発言をする
「…?どういう意味や?」
『昨日の記憶がまるっと抜けてる』
「は…?記憶が飛んどる…?」
『おかげでこっちは少し動きやすいからいつも通り振る舞ってたの』
記憶が抜けてる…?
『体の不調とかは薬でどうにか抑えられるものだから心配されるような事じゃない』
「けど早退して病院行ったって…」
『あれは定期検診』
深い溜息を吐いた
ふわふわと優しく頭を撫でられきゅうっとしがみつく
『取り敢えず、まこは今凄い不安定だからあんまり不安にさせるような情報を与えないで』
一際ドスの効いた声が部屋に響いた
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眠猫 - 堕天使ルイさん» それはこれから書きますので良ければこれからもみてください(´・ω・｀) (2018年3月30日 17時) (
レス) id: 8fe4170db8 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルイ - ……………あ″ぁ…やばい…めっちゃ泣ける。花宮、これからどうするの…？そもそも、夢主どうしたの…？ (2018年3月28日 3時) (レス) id: 3344530ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠猫さん | 作成日時：2017年12月9日 23時
