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＊116＊ 貴方SIDE ページ17
「…無理はやめた方がいいわよ」
突き付けられた縛る言葉に舌打ちを打つ
出された痛み止めを鞄に突っ込んで止める声も聞かないまま診察室を出た
『無理しなきゃ誰がまこを守るの』
そう呟いて屋上へと足を進める
『まこ』
「A!!」
涙目で飛び付いてくるまこの後ろにはあの男
頬が赤く腫れていて触ると痛そうに涙を零した
はぁ…貴方は何度間違えれば気が済むのか…
そんなに私が嫌いならまこじゃなくて直接傷つければいいのに
まこを自分の後ろに隠れさせ思い切り腹を蹴り上げた
怯んだ隙に後を追って来ていた樂さんにバトンタッチする
「普通ならもう少し躊躇うべきじゃないのか?父親だろう?」
『ただまこに手を出した男だ』
それだけ交わして階段を駆け下りた
「A…っ待って…早いっ」
『ごめん』
息を切らして泣きそうになっているまこを待って隣に並んでゆっくりと歩く
指を絡めて離れられない状態に持っていかれ
「先に、行かないで…」
泣かれた
……行かないで、か
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眠猫 - 堕天使ルイさん» それはこれから書きますので良ければこれからもみてください(´・ω・｀) (2018年3月30日 17時) (
レス) id: 8fe4170db8 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルイ - ……………あ″ぁ…やばい…めっちゃ泣ける。花宮、これからどうするの…？そもそも、夢主どうしたの…？ (2018年3月28日 3時) (レス) id: 3344530ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠猫さん | 作成日時：2017年12月9日 23時
