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『まこ、ちゃんと足元見ないと危ないよ…っ』
よろめいて壁にそって床に座り込む
強く噛んでしまった唇から血が溢れ、それをそっと拭ってくれる
『ごめん…』
口元に手を当てて咳き込む
咳き込む度に血が少しずつ溢れて苦しそうに呼吸を繰り返すA
「A…?!」
『大丈夫…気にしないで…』
腕も足も傷だらけなのに無理矢理体を起こす
「ダメ!!動いちゃ…ダメ…」
泣きながら悲願するも壁伝いにふらふら歩いて行った
散乱した紅い液体と硝子の欠片
早く、誰かに連絡しなきゃ
俺じゃどうにも出来ない
「頼りたくない…けど…」
Aの母親は仕事中で出ないし…相田なら手当て位は…
流石に俺が、なんて無理だから…
「もしもし…花宮君?」
「今すぐ来い。異論は認めねぇから」
「え?」
「は…?Aが怪我してんのに来ねえのか…?」
「な、なにしたのよ!?まさか今日父親が行ったから!?」
「知ってたなら早く来い!!」
当たり前じゃない!!と向こう側が騒がしくなる
俺には、傷口に触れさせてくれないから
俺以外にしか触らせないから…
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眠猫 - 堕天使ルイさん» それはこれから書きますので良ければこれからもみてください(´・ω・｀) (2018年3月30日 17時) (
レス) id: 8fe4170db8 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルイ - ……………あ″ぁ…やばい…めっちゃ泣ける。花宮、これからどうするの…？そもそも、夢主どうしたの…？ (2018年3月28日 3時) (レス) id: 3344530ea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠猫さん | 作成日時：2017年12月9日 23時
