【歌い手】養護学級の白髪さん。【まふまふ】 (ページ5)

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てんし3。ページ5

振り返ると、そこには先生らしき人物がいた。

でもなんか、髪の毛には染めたような不自然さがあるし、背高いしちょっと怖い…

それにいくら初対面でもちょっとお前呼ばわりは失礼なんじゃない？

「あぁ、驚かせちゃった？悪い悪い笑

俺は清川！まぁ、生徒からはキヨ先生とかって呼ばれてるなー

あ、教科は保体と数学な。お前は？」

『えっと、、1年の美穂島、…美穂島Aです。あの…養護学級のクラスに行きたいんですけど…こっからどう行けばいいですか…？』

「はっ!?Aもしかして1年の下駄箱からクラス目指してここまできたの！？

あそこからこの校舎は1番遠いし、クラスも下駄箱から見えてたぞ？

マジメそうな見た目してて意外とバカなんだな笑笑」

…失礼だけど、ごもっともです。

「てか、1年はそろそろ入学式じゃないのか？

たぶんもう皆体育館に向かってると思うぞ。

ほれ、鞄は俺が教室に持ってってやるから、Aは体育館行きな？

体育館はここの階段降りてすぐそこな。

あっ！あと色々伝えることもあるから、入学式終わったら職員室こいよー！」

そう告げて、キヨ先生、という先生はどこか走って行ってしまった。

キヨ先生。印象は、ちょっと怖くて失礼だけど、優しそうな人。