愛の距離 ページ9
急いで書いたので雑かつ展開が急
爆豪がゆるい 最後のが書きたかっただけ
___
俺とAはガキの頃からずっと一緒で、何をするにしても同じだった。
俺達はお互い思ってることも、これから何をするかも分かってしまうから、一心同体だと信じて疑わなかった。
小学校高学年に上がってから、Aとの距離を感じるようになった。
距離と言っても、俺達は一緒に居ることをやめなかったし仲が悪くなることはなかった。
だがお互い何かを感じて、何処か距離を置いていた。
「○○くんが○○ちゃんに告白したらしいよ」
「アイツら付き合ったらしいぜ」
「ケッコンすんのかなー」
「ケッコンってなに？」
バカなガキは結婚が何か分かってなくて、でも自分の親がしたように自分たちもするものだと思っていた。
「A」
「勝己」
俺達は付き合ってないし、そもそも恋人じゃないから結婚出来ない。
結婚とかはキョーミ無くて、ただAとずっと一緒に居てトップヒーローになって、高額納税者ランキングに名を刻む。それだけだった。
でも周りの没個性共の変な噂のせいで、変に意識し始めてしまった。
俺達は付き合ってない
一緒に居るには結婚しないといけないのか？
Aには好きとか、そんな素振りも見せたことがなかったから、意識し始めたら、恥ずかしくなった。
俺はAのこと好きなんか
Aは俺のことどう思ってるんだ、ずっと一緒に居たから意識もされてねェか
もやもや
Aに好きと言ったとして、Aが俺のことどうも思ってなかったら今までの関係は全部壊れるのか
そんなの嫌だ
もやもや
「勝己？」
Aの声で意識が戻る。
ああクソ、Aの顔がまともに見れねぇ。
考え始めたら止まらなくなる。
好きだ。好きだ。好きだ。
今お前に好きだと一言伝えられたらどんなに楽か。
胸は穴が空いたようにスースーした。
「何か悩みごと？」
「別に」
「嘘つけ！さっきから私の話全然聞いてない」
「何の話だよ」
「だから！次の休み激辛の食べ放題行こうって決めてたじゃん」
「ああ…」
Aは俺と好きな食いもんも一緒で、よく激辛の店に行っていた。
俺と好きなモン同じとかもうそれ意識してんじゃねーのバカじゃねーの
ダメだ、頭がバカになる。
コイツのことになると俺はダメだ。
「勝己」
Aの声が脳髄に響いてぐらぐら揺れる。
この距離と、心の隙間を埋めるものが
(俺達の愛になればいいのに)
何百回、何千回だってそう願った。
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ゆう(プロフ) - オバホ好き、、優しいんだろうなって常日頃思う (2022年8月29日 17時) (
レス) @page26 id: 43275f8478 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ(プロフ) - 小川優さん» そう言ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます！ (2022年8月15日 3時) (レス) id: f378124263 (このIDを非表示/違反報告)
小川優(プロフ) - 全部重ためだけど短いからブルーにならずに読めていい!!! (2022年8月14日 1時) (レス) @page24 id: 43275f8478 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ(プロフ) - 真昼さん» だいたい月1で作品を書いているので、いつになるかは分かりませんが続きます。 (2022年8月5日 16時) (レス) id: f378124263 (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - 続きますか？ (2022年7月22日 0時) (レス) @page24 id: 279e5ec09b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねむ | 作成日時：2021年11月23日 20時
