【名探偵コナン】とりあえず意味深な事言って疑われたい【トリップ】

プロローグ ページ1

死 にました。




え？急すぎるって？

いやいや、死は突如やってくるものだよ、うん。


私だって急に死 んだから。

死因が分からないくらい急に死 んでさ、正直どうしよう、今。




え？じゃあ何で今話せてるのかって？

…そういや、そうだね。気付かなかったわ。
思ってるより混乱してるね、私。



とりあえずあたりを見渡してみる。

が、どこを見ても真っ暗。
私目ぇ開いてる？


パチパチとまばたきをしてみる。

…開いてるわ。まばたきの感触がある。


とりあえず色んなところを動かしてみる。

手、腕、足、頭……全部ある、良かった。



……いや、良くない。良くないぞ、私。

真っ暗な状況には変わりない。

…………………………どうしようもなくね？




『えぇぇ……？』



あ、声出た。




？「あ、起きた？」


『…は？』



声のした方向を見る。

…真っ暗で何も見えなかったわ。


とりあえず声をかけよう。



『ええっと………ここどこですか？』


？「名前は聞かないんだね。

えっと、ここはね…なんだろ………説明するの面倒だから、違う質問にして」


『えぇ……(何こいつ)』


？「何こいつとは……失敬な！！」


『！(こ、こいつ…私の心を…ｯ！？)』


？「……まあいいや。僕が進行するね。

僕は創造神。名前はないよ」



何か、やべえ奴かもしれん。



神「…………………はぁ、まあ今回は僕に対するその暴言を許すよ。

もともと僕の間違いで死 なせちゃったんだからね」


『間違い？』


神「そう。僕の手ってさ色々か事が出来てさ、あやとりやってたら何か誤作動起こして殺 しちゃった…、って訳」


『………』



神にあるまじき事だよ。

しかも、あやとりって。
あやとりで死 んだの？私？



神「まぁ、ごめんって。

お詫びにこれから君の大好きな世界へトリップさせてあげるからさ！」


『…………………ちなみにどこ？』


神「名探偵コナンの世界」


『よし、許す。許すよ創造神様。』


神「(チョロいな)

……じゃあ、もう送り込んじゃうね？」


『よろしくお願いします。』


神「そーっれ」





私は最後まで神様の顔を知らぬまま、コナンの世界へダイブした。

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