伝説になったお色気系歌い手は復活しても煽りがお得意。【歌い手】

# 当日 ページ27

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りら。@公式

行ってくるわお前ら



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がんばってー！！！！！！





@____
いってら！！





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「りらさん、そろそろ！」



バタバタしていたスタッフさんに声をかけられてぼやっとしていた意識が戻る。
傍においてあったマイクをぎゅうっと握ると、
少しだけ緊張が緩和されたと思うのと同時に やばいぐらいに緊張していたのだと理解する。
いつまで経っても心臓の鼓動は遅くならないし、なんなら早まるばかり。



『しぬ。』


「生きろ。」


『むり。』



横にいるめいたんに笑われ、背中を思いっきり叩かれる。いや痛すぎ。
「ぶちかましてこい！！！！！！！！」耳が壊れるほどの大声で叫ばれる。
普段なら秒でカウンターを食らわせてやるところだけど。



『…行ってくる。』





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1歩踏み出せば 目の前に広がるのはペンライトの海。
ずっと見つめていれば溺れてしまいそうなほど綺麗な。
視線とその光のあまりの眩しさに頭がくらりとする。
ここにいる全員の視線が自分へと集まっているのだ。不思議と足が竦んでしまう。

もう一度しっかり、ぎゅっと痛いほどにマイクを握り直す。

ふっと目を閉じれば流れ出す音楽、それはもう聞き馴染みのあるあの曲で。
意識を落とせば自然と口は動き出す。



『 目離すなよ 、 ＿＿＿＿ 虎視眈々。』





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ちゃんと色んな曲書こうとしたけどむり。諦め。

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