年下彼氏はアイドルくんです！？【3】 (ページ5)

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三角関係の結末ページ5

(翔太 side)

いつもは俺から誘うけど今回はAちゃんから誘われた。

本当だったら嬉しいはずなのに嫌な予感がしてしょうがない。

Aちゃんと会うのはあの日以来、つまりAちゃんを家まで送って行ったらラウールと鉢合わせした日以来ってこと。

指定されたお店へ行って店員に声を掛けると既にお連れ様はいらっしゃいますと個室に通された。

個室の扉を開くとメニューを見ながら難しい顔をしているAちゃん。

渡辺『ごめん、待った？』

そう声を掛けるとやっと俺の存在に気がついてぱっと顔を上げた。

「全然っ！私こそ急に誘ってごめんね？」

渡辺『メニューガン見して眉間に皺寄せてるから何事かと思った(笑)』

「あっ！そんな顔してた？！(笑)」

恥ずかしい、、、って顔を赤くするAちゃん。
こんな悪い予感がする時にさえ可愛いと思ってしまう。

「いつも翔太くんは私が来る前にはちゃんと料理とか頼んでくれてるから、私も翔太くんみたいにカッコよく振る舞おうって思ったんだけど、、、優柔不断すぎて決まらなかった(笑)」

渡辺『あははははっ。じゃあ一緒に決めよ？』