俺等のゆかいな夏休み【内申組】

＊１７４＊ ページ33

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貴「ハァ!?ふっざけんなよ!!んだよそれ！」





倉間から聞いたこと





倉間は今日の保健室で篠崎に脅された





『前田（人１）の前の姿をバラされたくなかったら、（人１）から離れろ』





ふざけている




まったくもってふざけている





貴「第一バラされたってなんも思わねーし」




そういうとホッとした顔になる倉間






倉「（人１）ならそういうと思った。だから脅しに乗らなかった」




貴「それが正解です!!」




ふと、俺はとんでもないことに気づく




俺・・・さっきまで倉間にめちゃくちゃ言ってたけど






全部俺のせいじゃんか!!





貴「ぁあぁぁあああぁあ〜〜〜〜〜〜」





その場で俺は土下座した





貴「さっきはすいませんでしたァ!!」





倉「へ？ｗ」



貴「もう俺のせいでこんな・・・・ほんとに申し訳ないです。すいません」






倉「い、いや、全然大丈夫だぞ？」





その優しさが今の俺にはつらい！




貴「ちょっと自害してきます」




そういって俺は立ち上がる



倉「わーー!!待って！もう大丈夫だから!!」









貴「ほんともう・・・・やだ。やっぱ俺ここにいない方が・・・・いいんじゃ・・・」




倉間には迷惑かけまくるし




帰りたくないよ〜〜〜・・・・






倉「そのことなんだけどさ」





貴「ん？」




突如、倉間は俺の両頬を思いっきりつねった




貴「へむっ!!だだだだ!!だいっ！いだい！ふむっふぉぉぉおおぶっ!!」




そしてぺちんっと俺の両頬をサンドウィッチした




貴「いっへ〜〜・・・・・」





一体、いきなりなんなだ!!





痛がる俺を倉間はそっと抱きしめる




・・・・え!?抱きしめっ・・・!?





貴「え・・・・ええ？ぇぇぇぇええええええええ⁉」

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