俺等のゆかいな夏休み【内申組】

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モブ女「（人１）ばいばーい」



貴「ばいばーい」




校門から出た俺はさっそくヘッドフォンを装着する




このヘッドフォン・・・とても使いやすい・・・・



速水たちは部活でいない




貴「はぁ・・・」



俺は知らず知らずに溜め息をついていた



貴「ヤキモチねぇ・・・」




ヤキモチかぁ・・・・





まぁ、別に怪我した女子を保健室に連れて行くのは男として当然だ




俺が男だとしても連れて行くさ



だけど、なんか腹立つんだよなぁ・・・



んー・・・なんでだろう・・・





貴「違う曲聞こ・・・」



ウォークマンを弄りながら歩いていると




ドンッ


貴「うわっ」



後ろから誰かに突進された!?




貴「なな、何事!?」



ヘッドフォンをはずし振り返る



狩「先輩！無視しないでください！」



貴「か、狩屋ぁ!?おまっ、部活は⁉」



狩「今日はちょっと用があって部活に出れないんです！」



貴「へぇーそう」


狩「一緒に帰ってもいいですか？」



貴「ん、もちろん」




俺はヘッドフォンを首にかけたままウォークマンの電源を切る




狩「先輩、もう部活見に来ないんですか？」


貴「んー・・・今のとこ、その予定はないかな＾＾」



狩「マネージャーたち結構楽しみにしてるんですよ？先輩がくるの」



貴「そうなの？嬉しいなぁ」




今度、少し覗いてみるのもいいかもな・・・・






狩「あ！そうだ！今日、倉間先輩も部活休みならしいですよ」



貴「は？倉間？」



狩「はい。あれって彼女なんですかね？一緒に帰ってましたし？」




なんだそれ




彼女？



あ、まさか・・・・・篠崎？




怪我したからって擦りむいただけじゃん！





一緒に帰る必要なんかないだろ・・・・！






貴「んだよ、それ・・・」

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