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陸「もしもし、A？
明日、何時ぐらいに着いたらいいかな？」
貴「できるだけ早くがいい」
1月1日の夜。
陸からの電話で目頭が熱くなるのがわかる
陸「そんな寂しそうな声出さないで？
今年もダメだった？」
貴「陸…早く会いたい」
陸「わかった、明日9時にはそっち着くように行くから」
「りくさーん」と呼ぶ声が聞こえて、もっとりっくんの声を聴いておきたいけど我慢をして私から電話の終了ボタンを押す。
りっくん早く来て。
親と布団を並べられた部屋でケータイを握って朝を待ち
外が微かに明るくなってきた時間をみこして、着替えて1階に下りれば台所に立つおばあちゃん。
祖母「あら、Aちゃんおはよ
早起きさんね」
貴「おはよ。ちょっと散歩に行ってくるね」
ケータイだけ持って外に出て田んぼ道を歩く
りっくんは起きてるかな。
打ち上げてお酒飲んでるだろうし、9時には来れないかな。
近くの神社まで歩いて来て、1人で参拝
まだまだ朝早いから、人なんていなくてひとり世界に取り残されたみたい。
自販機にケータイをかざして暖かい飲み物を買って
神社の中のベンチに座れば、どこからともなく猫が寄ってくる
貴「おはよ、ねこさん」
ニャーと鳴く猫に手を伸ばせばすり寄ってきてグルグルと喉を鳴らしてる。
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ねむ(プロフ) - 美桜さん» コメントありがとうございます！もっと楽しんでいただけるように更新続けるので、これからもお話楽しんでいただけますと幸いです！ (2020年12月13日 18時) (
レス) id: e6b4e4763b (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 初めまして！楽しくお話読ませていただいてます！無理をなさらず更新頑張ってください！ (2020年12月10日 22時) (レス) id: 6f1a5651d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねむ | 作成日時：2020年11月15日 17時
