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ロボロはあぁ言ってくれたけど僕には出来ない
今頼ったらまた自分で何も出来なくなってしまうから
鈴音｢何かおっしゃいましたかぁ？ロボロ様｣
気づかない、聞こえなかった振りをして僕はミーハーになりきるの、笑顔を浮かべながら
rb｢……聞こえへんかった訳ないやろ鈴音耳めちゃええねんから……だから、ほんまに何かあったら頼って避けられてる方が俺は嫌や｣
今度こそと言うようにいつも付けている『天』の雑面をずらし僕の瞳と桃色の瞳が合う
これくらいなら演技せんくてもええかな……？
鈴音｢……僕なんかにありがとう、ごめんねロボロ｣
そう言ってからニコって笑うと安心したようにロボロも笑ってくれる
鈴音｢じゃあロボロ様ぁ私勉強に集中したいのでぇ｣
rb｢こういう時ミーハーは勉強捨てて俺と話すんやで？｣
折角ミーハーに戻したのにくすくすと小さく笑いだすロボロ
鈴音｢なんの事ですかぁ？｣
rb｢チｯ……もう切り替えよった……(小声)｣
鈴音｢はい？何か？？｣
rb｢なんもないで｣
また、ロボロが勉強に集中しだしたのを見て私も勉強に勤しむ
呼び出されたり水ぶっかけられたりしながら日々がすぎていく
昼休み、濡れた体操服から制服に着替えてる時に
翠波｢鈴音清涼祭どうすんの？｣
鈴音｢清涼祭？何それ｣
翠波｢文化祭の夏版｣
鈴音｢へー僕は仕事に回ろかな、回る人おらんし｣
翠波｢分かった、じゃあ私はやる事あるから｣
鈴音｢へ？あ、うん、いってら(?)｣
僕も教室に戻ろうと足を動かすとズキンっと足が痛む
今まで気づかなかったが、どうやら怪我をしてるらしく足がスパッと切れていた
鈴音｢チｯ……さっきの奴らの時か……保健室……行くしかない……か？｣
でも、今行ってもなー
うーんどうするべきか……
そう考えながらも足は保健室に向かっていく
今日はタオル忘れてもうたしついでに乾かすか
スタスタと保健室に向かって歩いていると目の前から楽しそうな笑い声が聞こえる
思わず、視線を上げると
グルッペンに引っ付いて話す璃音ちゃんとその後ろを死にそうな顔で歩くトントンが居て
また、一緒に居るのか
隣のクラスというのもあり璃音ちゃんは休み時間の度にグルッペンたちA組に向かう
僕はその度に僕は話せないのに……という思いが渦巻く
それを僕は自業自得だと塗りつぶす
だから、今回もそんな風に思いながらすれ違う
と、した瞬間パシッと腕を捕まれ後グイッと後ろに引かれ、私の視界は大きく揺れた
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音夢(プロフ) - リアさん» いつもありがとうございます！これからも宜しくお願いします！ (2020年4月12日 19時) (
レス) id: d2b1ffb567 (このIDを非表示/違反報告)
音夢(プロフ) - しおりんさん» 応援ありがとうございます！！褒めてもらえて嬉しいです！ (2020年4月12日 19時) (レス) id: d2b1ffb567 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - 音夢さん» 更新頑張ってください!!!面白かったのでお星様一番右側押しちゃいました(^∇^) (2020年4月12日 15時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - この作品、とても面白いです！ 何時も楽しみに読んでいます。 そして、これから鈴音ちゃんが紅葉ちゃんに対してどのように打ち勝つのかが楽しみです！ 更新頑張って下さい!! (2020年4月12日 13時) (レス) id: 125744f577 (このIDを非表示/違反報告)
音夢(プロフ) - るいさん» 此方こそ教えて下さり助かりました、有難う御座います！ (2020年3月15日 18時) (レス) id: 92e8bb2c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名。 | 作成日時：2019年12月27日 18時
