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You side
｢＿＿!｣
名前が呼ばれたような気がして急に意識が浮き上がるような感覚
目を開けると私の手を握って眠っているショッピが居てその目は泣いていたのか少し赤みがかかって腫れていた
その瞬間否が応でも察してしまった
また、私のせいで
また、苦しめた
また、泣かせた
また、また、また
ぐるぐると気持ち悪いくらいに感情が渦巻く
脳裏によぎるあの言葉
いつもなら信じるはずもなかった
受け流していたはずの言葉
《このまま生徒会のみんなと関わってみんなが苦しんでいる姿を見たいの？》
｢違う、私はみんなが好きなだけ｣
《それなら、関わらない方が良いんじゃない？
これ以上彼らを苦しませないように》
｢そんなの分かってる、私が悪い事くらい｣
《彼らはミーハー嫌いじゃない
貴方がミーハーになれば思い出していない彼らは自然と離れていくわ》
｢そう……だ、私、が、関わらな、ければ｣
私が我儘を言わなければ
私が我慢すれば
私が知らないふりをすれば
私が私を抑えれば
私が彼等に嫌われれば
彼らは苦しまない
彼らは知らないまま
彼らは離れていく
彼らは興味を無くす
彼らは私を嫌う
その時パキンっと私の中で何かがはまった気がした
そうだ、最初にしようとしてた事を実行すればいい
甘えたことを言うからこんな事になった
ならば私がする事はただ一つ
＿＿＿！＿＿＿＿＿＿＿！
目を瞑れば私がそこに居る
『本気でやる気？』
｢こうすれば早かった｣
『望んでこうなった訳じゃない』
｢それでも、私のせいに変わりはない｣
『私は苦しまないの？』
｢…………………………｣
『彼らはいつでも私に笑いかけてくれた
あの時も笑って許してくれた
それは、彼らが好きでいてくれたから
こんな事くらい
僕自身で分かりきってる事やろ？』
なんで、こんなことする必要が……？と目の前の僕は涙を瞳に溜める
｢なら君にも分かりきってることでしょ？
僕の行動で彼らが苦しんだのも
今度は僕が苦しむ番
だから、私はミーハーを演じるの
大好きだった同じ訛りもやめる
無闇に近づかない
話しかけない
関わらない
嫌われるの
それが私の役目｣
『………………』
｢だから、じゃあね
前世の僕｣
再び目を開けるとそこにはみんなが心配そうに覗いてて
鈴音｢どうしたんですか？生徒会の皆様？｣
ニッコリと笑って自分を偽る
それが今世の僕の役目
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音夢(プロフ) - リアさん» いつもありがとうございます！これからも宜しくお願いします！ (2020年4月12日 19時) (
レス) id: d2b1ffb567 (このIDを非表示/違反報告)
音夢(プロフ) - しおりんさん» 応援ありがとうございます！！褒めてもらえて嬉しいです！ (2020年4月12日 19時) (レス) id: d2b1ffb567 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - 音夢さん» 更新頑張ってください!!!面白かったのでお星様一番右側押しちゃいました(^∇^) (2020年4月12日 15時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - この作品、とても面白いです！ 何時も楽しみに読んでいます。 そして、これから鈴音ちゃんが紅葉ちゃんに対してどのように打ち勝つのかが楽しみです！ 更新頑張って下さい!! (2020年4月12日 13時) (レス) id: 125744f577 (このIDを非表示/違反報告)
音夢(プロフ) - るいさん» 此方こそ教えて下さり助かりました、有難う御座います！ (2020年3月15日 18時) (レス) id: 92e8bb2c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名。 | 作成日時：2019年12月27日 18時
